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グラスホッパー!

まさかまさかですよ、もうびっくり。

僕が36年前(!)の小学6年生の時に作った「タミヤ・グラスホッパー」。

実家の倉庫の奥から出てきたのを三男(小学3年生)が「遊びたい」というので、まあ壊れてるだろうと思いつつ、6Vバッテリーを充電器にセット。・・・ちゃんと充電ランプが点灯!

そして、プロポ用の単三電池を実家の隣のドラッグストアで購入して装填。スイッチオン。試しに動かすと・・・ちゃんと反応する!

6Vバッテリー充電後(8時間くらいかかった)、取り付けてみた。

「ウィーン!!!」

爆音を上げて動いた!もうびっくり!

子どもも興奮。でも自分が大興奮!さっそくオフロード’(ワタシの家の周り)を走らせてみましたよ、もうピョコピョコ走る!全然衰えてない!

グラスホッパーは、36年前と同じきょとんとした顔で僕を見つめる。

「あれ、ちょっと眠ってるうちに老けちゃったね」と言われた。ような気がした。


グラスホッパーには思い出がいっぱいある。これって、当時のタミヤのラジコンのなかでは一番廉価だった。(といっても、小学生には超高額だったが)可愛くてうれしくて、いつも一緒にいた。「グラスホッパー=バッタ」という草食系ここに極まれり!という設定も、自分の性格に合致していて心地よかった。バックに入れて、自転車でどこにでも行き、いろんな野山を一緒に走った。お小遣いが入れば、少しずつパーツを買って、モーター、サスペンション、タイヤ・・・と徐々にグレードアップさせた。今気づいたけど、これって、大人になってからローバーミニ(ラジコンではなく実車です)を買って、少しずつパーツを変えていったのと全く同じだ。サスペンション、ステアリング、タイヤ・・・。好きなことってかわらないんだなあ。しみじみ。

今、小学生の時に作ったラジコンがここにおいてあることの不思議。そしてそれを自分の子どもが同じように遊んでいる。時空を超えていろんなものがつながった感じ。

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こんなに丈夫なものを販売してくれたタミヤ模型と、ずっと捨てずに置いてくれていた母親に感謝。

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