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華麗なる家系図の回①


2024年、令和。
この時代に「家系」を大切にする世界もある。

わたしの家系

わたしは母方の家系は女系で、
気の強い女性が多い。
鎌倉時代まで家系がたどれる、
とある地方の豪族出身。
ご存知ですか。
女系の家系図は養子が入ることは当然、子女が出たり出戻ったり、家を継ぐためにめっちゃややこしい。

ちなみに太平洋戦争中、
祖父に望まれて結婚した祖母は、
祖父の浮気にブチ切れした曽祖母に連れ戻され、亡くなるまで「姫様」だった。
さらに祖父の家系とは室町時代に一悶着あり、
完全に呪われた結婚である。
母を育てたのは祖母ではなく「ばあや」と「ねえや」らしい。

自由人Mの家系

同じ地方のお隣の地域の豪族出身で
めちゃくちゃな資産家。
35年付き合っても謎が多い。

Yの一族

教科書にも登場する、
わたしやMの地域とは違う、
平安時代までさかのぼる由緒正しい一族。
今でもこの地域には同じ名前(一族)だらけ笑
氏神神社が全国的に有名。

類が友を呼んだ

現代に、たまたま近所に住み、
たまたま同じ学校に通い、
たまたま友人になっただけ。

三人とも友人だろうと自分の意思を大切にする性格で、それぞれ高校大学はバラバラになった。

Yは偏差値高めの公立高校、そして関西の私立大学へ。
Mは校則緩めの自由な女子高校、そして地元の私立大学へ。
わたしは規律正しいカトリック系女子高校、そして関西のカトリック系女子大学へ。

そしてわたしは
大学進学に際して、「華麗なる家系」についてカルチャーショックを受けることになる。

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