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Dear 春日井製菓


私の中で第二次グミブームが到来している。
第一次がいつだったか覚えていないが、小学生女子足るもの一度はグミブームがあったはずなので第二次くらいとしておこう。

別にグミが特別好きな訳ではない。
正直ビニールみたいな味するなぁ、と思うものもある。
それでもグミにハマっている理由は噛みごたえと種類の豊富さだ。


私は硬いものが好きだ。
硬い食べ物を噛み締めていると、そのものの味わい深さをより感じることができる。
だから炊きたての米より冷や飯が好きだし、カチカチのフランスパンとか最高。

グミにもハード系なる種類があり、とにかく長くぐにぐにと噛んでいられるのが良い。


グミは形や硬さ、色、味、大きさと種類も豊富で、色々なグミを紹介しているYouTubeなどを観ているだけでこんなにもたくさんあるものかとわくわくする。

最近食べたものだと、ドーナツの形をしたモチドというグミが面白かった。

ドーナツというかポン・デ・リングじゃん。

グミとしては結構大きめサイズで、1袋に10個弱しか入っていない。
そしてポン・デ・リングさながらモチモチと伸びるのである。
でも味や風味はグミのいちご味という感じ。

ドーナツをグミにしようという発想がおもしろい。すごく良い。
グミ界はなんでこんなことをするのかわからない妙な作り込み方やこだわりが凝縮していて、それがとても日本人的で好きなのだ。



今日は期間限定のつぶグミバカンスを食べた。

実はつぶグミPremiumのメロンを食べたことが第二次グミブームの始まりであり、つぶグミへの味の期待度は高い。
グミとアメは春日井製菓に限る。

バカンスはキウイ、マンゴー、ライチ、パイナップル、パッションフルーツと5つの南国フレーバーを楽しめるよう。

ほうほう、ならばつぶグミよ、本当にその果物の味がするのか食べ比べてみようではないか。

そう思って袋を開け、ひとつ取り、色で何味か分からないようにすぐに口に入れる。

これは…ライチ?
酸味は無く、ふんわりと花のような香りがする。
いや、パッションフルーツか?


…ここでそもそも自分はパッションフルーツを食べたことがないと気付く。
当然味も分からない。

今食べたのは何味なのか。
色を見ればわかるが、飲み込んでしまったものはもう判断しようがない。

ひとまずそれぞれ食べれば気付くだろうと思い食べていく。

キウイ、パイナップルは酸味が強いので別物であるとすぐにわかる。

そして意外なことに、ライチも始めに食べたものより明らかに酸味がある。

残るはマンゴーかパッションフルーツか。

マンゴーを食べてみる。
酸味は無くまったりとした甘さ。そして南国の花のような香り。
始めの謎のつぶグミXにかなり近い気がする。
私が食べたのは君か…?君だったのか……?

でもまだわからない。
いよいよ赤ピンク色のパッションフルーツを食す。
おいしい、これがパッションフルーツの味か。
酸味は無いな、花の香りもする。
マンゴーとは明らかに違うけど、始めに食べたのはどんな味だっけか。
うーん、忘れちゃったよ、フェルン。


最初に食べたのがマンゴーなのかパッションフルーツなのか、私の味蕾と脳神経伝達物質はもう繋がらなくなってしまったけど、つぶグミバカンスは5つともそれぞれ違った味を楽しめてとても美味しいグミだった。

ありがとう春日井製菓。
私は春日井製菓を信じている。
花のくちづけは良い。

だから春日井製菓さん、つぶグミPremium濃厚桃を復刻してください。
新しいつぶグミPremiumも待ってます。

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