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Googleアナリティクスのメモ機能を使おうという話

a2iのセミナーで言及されていて、そういえばついつい忘れてるな…と思ったので記しておきます…。

メモ機能って何に使うの?

数値に変動があったときに、混乱を招かないように「数値が変動した理由」を残しておきましょう。事例としては以下のような場合です。

・実装を変えたり追加したり消したりしたとき
・キャンペーン・セールなど施策を打ったとき
・特定のチャネルからのアクセスが急増/急減したとき
・障害が起きたりbotなどの攻撃を受けたとき


分析結果をレポートに起こすのも担当者の重要な役目ですが、レポートは遡って見られる機会はあまりないので、「あれ?ここめっちゃ跳ねてるけど何だっけ?」となりがちです。併用してメモ機能で知見を残しておくことも大事。


メモ機能の使い方

⇩こういう見た目のレポートで、だいたいグラフの下にある「▼」のマーク

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これめっちゃ見づらいし、押しても変化が分かりづらくて一瞬「???」ってなりますがこんな画面になります。

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ちっちゃ…!

「新しいメモを作成」を押すと、メモが入れられる画面が出てきますので、好きに入力します。入れたメモはみんなに見せる「共有」と、見せない「非公開」が選べます。

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メモを入れた日付には、グラフの下に吹き出しアイコンがちっっっっっちゃく表示されます。ここをクリックすると、下にメモが表示されます。

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未来日も指定できます。先にキャンペーンや施策を予定している場合、登録しておいても良いでしょう。


一覧で見たい時とかは、管理画面の「ビュー」の「パーソナルツールとアセット」の中から見れます。ここから設定することもできます。

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メモ機能の設定について

「ビュー」のメニューの中にあることからも分かりますが、メモ機能はビュー単位で管理されているので、登録したメモはビューの中で残ります。ビューを変えると反映されていないはずです。

「共有」にしたメモを見れるのは、そのビューが見れる人たちです。

設定したメモはビュー内のすべてのレポート(メモ機能が見れるレポート)に反映されます。

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あと、アカウント消すと消えます。ぴえん。
解決策としては、ぜったいに消さないアカウントを作っておくでしょうか。

メモを作成した担当者が自分の Google アカウントを削除すると、共有か非公開かにかかわらず、その担当者がアナリティクスのビューで作成したすべてのメモが削除されます。