料理（2015.05.26）

それマジ！？ニッポンのスタッフに新しい仲間がやってきた。
ADハマダだ。
山本DはADハマダを気に入ったようで
日々、熱心に指導している。
これは珍しい事だ。
今まで、山本Dは眼鏡をかけている後輩にはとても厳しかったからである。
この理由を聞いてみると
「僕と同じくらい眼鏡が似合うやつに初めて出会ったんですよ。はい。
眼鏡と一体化しているというか…眼鏡負けしてないって言うんですかね。
眼鏡勝ちしているんですよ。やつは。
まあ、まだまだと言えばまだまだなんですけどでね。今後に期待できます。
ちなみに僕くらいになると、眼鏡も迷彩柄になってくるわけですよ。」
とそれこそ眼鏡をキランと光らせながら言っていた。
とにかくADハマダがお気に入りなのだ。

今日も
「ハマダくん、僕たちがやっている情報バラエティ番組というのは
素材の新鮮さが大事なのだよ。
新しい素材をできるだけ速く編集して放送する。
それが大事なんだよ。
言ってみれば、料理の世界のようなもんさ。
新鮮な素材を仕入れて、新鮮なうちに調理してお客さんに出す。
そう思わないかい？」
とキランとさせながら言っていた。
ADハマダは「そうなんですねぇ。」と答えていた。
山本Dは
「ちなみに僕なんかは、たまには自炊して料理を作っているんだよ。
勉強のためにね。もちろん編集の勉強さ。
最近、そのおかげか、不思議と編集も速くなった気がするよ。
君もいつかもう少し仕事を覚えたら、料理も覚えたらいいよ。
料理には番組作りの極意が詰まっていると、僕なんかは思うね」
とADハマダの肩に手を載せながら言っていた。
その時、ADハマダの眼鏡がかすかに光った気がしたが、気のせいだろうか。
山本Dは「まあ、でもまだ君みたいな駆け出しのADには
料理の世界はまだ早いか。料理は深いよ。ふはは。ふほ。」
と言って変な笑い方をしていた。

写真は山本Dと最近入ったADハマダ。
ADハマダはこの仕事を始める前に４年程赤坂の料亭で
板前として働いていたらしい。