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ポッドキャストのはじめ方
ポッドキャストとは
ポッドキャスト(Podcast)とは、音声配信のことです。ラジオ番組のようなパーソナリティーがテーマに沿って話をしたり、企画をしたりと、さまざまな番組があります。
ポッドキャストは、SpotifyやApple Podcastなど、さまざまな配信サービスで聴くことができます。
ポッドキャストを配信している人のことを「ポッドキャスター」といい、今、ポッドキャスターが増えています。背景には、ポッドキャストを配信するサービスが充実していることがあります。
それでは、ポッドキャストをはじめるには、どうしたらよいのでしょうか。この記事では、その大まかな流れをご紹介します。
1 配信サービスを決める
まず、配信サービス(ホスティングサービス)を決めます。さまざまな配信サービスで始めることが可能ですが、ここでは手軽に配信できるサービスを三つ紹介します。
それぞれ特徴がありますが、とりあえず全て試してみることをお勧めします。それぞれスマートフォン用アプリがありますので、それぞれダウンロードしてみると良いと思います。
① Spotify for podcasters(スポティファイ フォー ポッドキャスターズ)
Spotifyと連携しているサービスで、録音から配信まで手軽にできます。かつてはAncher(アンカー)というサービスでしたが、Spotifyの傘下に入って、名称が変わりました。Spotifyでポッドキャストを聴く人が多いので、多くの人に届く可能性があります。
② LISTEN(リスン)
文字起こしに特徴があるサービスで、録音から配信まで手軽にできます。文字で内容を確認してから聴けたり、気になるところを文字から探し出して聴けたりできるのが、とても便利です。
③ stand.fm(スタンドエフエム)
音声ライブ配信ができるサービスですが、配信をそのままポッドキャストとして配信することができます。ライブ配信で聴いてくれる人もいるという特徴があります。
2 録音する
上記のサービスは、アプリ上で録音できます。もしくは、別の方法で録音したものを、アップロードして公開することもできます。
(3 編集する)
上記のサービスでは、多少は編集することも可能です。ただ、思う通りのBGMをつけたり、音量を調節したり、雑音を取り除いたりと、複雑な編集を行いたい場合は、音声データを編集した上でアップロードする必要があります。
もちろん、編集しなくても公開できます。
4 公開する
録音や編集、場合によってはアップロードができたら、公開できます。公開する際には、タイトルや内容説明などの入力が必要になります。
(5 他の配信サービスにも共有する)
その配信サービスだけで配信しても良いのですが、同じ内容を他の配信サービスでも配信することができます。
最初に音声を配信すると、「RSS」というものが設定されます。これを、他の配信サービスで共有すると、その配信サービスでも聞けるようになるのです。
少なくとも、最もPodcastリスナーが多い「Spotify」、ランキングが出される「Apple podcast」、文字で探せる「LISTEN」で聴けるようにしておくことをお勧めします。
※ 古い記事ですが、参考まで
(6 宣伝する)
そのままでも聴いてもらえる可能性はありますが、SNSなどで宣伝することで、より多くの人に聴いてもらいやすくなります。ポッドキャスト番組専用のアカウントを作ると、リスナーからの反応がしやすくなります。
(7 他のポッドキャスターと交流する)
リスナーを増やすのに最も効果的なのが、他のポッドキャスターとの交流です。
例えば、他のポッドキャスト番組の感想を共有したり、メッセージを送ったりする中で、こちらの番組を知ってもらえます。ポッドキャスターの周囲にはリスナーや他のポッドキャスターが集まりますので、そこから自分の番組も聴いてもらえるかもしれません。
また、仲良くなったら、互いの番組にゲスト出演してもらったり、コラボレーション企画などをすることで、新しいリスナーが生まれるかもしれません。
ポッドキャストのリアルイベントもありますので、そのような時に交流をすることも、リスナーを増やすことにつながります。
(8 こだわりたいときは)
ポッドキャスト番組の顔ともいえるサムネイルやアイコンは、後から変えられますので、納得のいくものを作るのもよいと思います。画像編集サービスのCanvaにあるテンプレートを使うのもおすすめです。
録音の音質にこだわりたい場合は、マイクを購入するのもよいでしょう。余裕があればダイナミックマイクを用意してもいいですし、コンデンサーマイクでも十分機能します。そもそも、スマートフォンのマイクでもある程度クリアに録音できます。
編集ソフトを使えば、音声の編集にこだわることもできます。ポッドキャストは、動画配信に比べれば編集の手間がかかりません。もちろん、編集しなければならないというわけではありません。個人的には、編集していない方が好きです。
各配信サービスには、それぞれ独自の機能があります。例えば、Spotifyでは、動画を配信できたり、Q&Aを出せたりもします。LISTENでは要約を自動でしてくれます。stand.fmではコラボ配信がしやすいです。そういった特徴をうまく活かしながら、番組作りをするのも良いと思います。
それぞれの配信サービスでは、複数の番組を作ることも可能です。自分のやりたいことによって、番組を分けて運用していくのも良いでしょう。
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