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レジェンド将棋棋士の妙技『ひふみんアイ』に学ぶ、コミュニケーション達人への道

こんにちは。吉村伊織です。
いきなりですが、『ひふみんアイ』って知ってますか?

僕は、いつも読んでるメルマガで始めて目にしました。すごく大切なことを教えてくれる言葉なので、忘れることはないでしょう。

ひふみんと言えば、テレビでもお馴染みの将棋界の大御所、加藤一二三さん。愛情をこめて、以下「ひふみん」と呼ばせてもらいます。

『ひふみんアイ』は、ひふみんの行動から生まれた言葉で、将棋の対局中に相手の側に回り込んで将棋盤を眺めること。相手側から盤面を見ることで、それまで気づかなかった妙手が浮かんでくるのだそうのです。
通常は頭の中に描いている将棋盤で駒を動かして手を考えるのを、あえてそこで終わらずに実際に自分の目で見ることで気づくことがある。

ある対局中にその妙手で勝利してタイトルを獲得し、それ以来ひふみんのルーティーンのひとつになったと言われています。
※詳しい解説はこちらで↓


この『ひふみんアイ』藤井聡太さんも活用しているそうですが、考え方は将棋以外の場面にも当てはまります。

コミュニケーションに関して、”相手の立場になって考えることが大事”って聞いたことないでしょうか?

こちらの勝手な思い込みや独りよがりではなく、
「この言い方だと、相手はどう感じるかな?」
「あの人はどうしてこんなこと言ったんだろう?」
「この行動をとったのには、どんな理由があるのかな?」
と、
できるだけ相手の気持ちや状況を想像して、伝え方を改めたり、状況を理解する姿勢です。

一度立ち止まって考えるのはとても大切で、たくさんの場面で繰り返すことで想像の幅が広がります。


でも、そこで終わらずに『ひふみんアイ』的に一歩踏み出してみる。

子育てを例に考えてみましょう。こんなことってないでしょうか?

キッチンで洗い物をしながら、テレビの前にいる子どもに話しかける。何度呼びかけても返事がない。次第にイライラがたまって大声になって・・・

もしかすると、洗い物のとテレビの音のせいで、本当に子どもの耳には聞こえていないことも考えられます。その場に座ってみたら、こちらがハッとするかもしれません。


外を出歩いている時など、目線を子どもの高さにすると、大人の高さとはまた違う見え方になります。高いところが物理的に見えなくなることに気づくことができます。

職場の中では、上司の席・部下の席、従業員側・お客様側、ほんの数メートルの違いでも、見聞きするものが違ってくるのは大いにあり得ます。

見聞きすするものが違えば、そこで感じるものもまた変わってくるのです。


コミュニケーションで思い通りにいかない時、「あれっ?」と思ったら『ひふみんアイ』発動!
実際に動いて相手の立場になってみる。やってみる価値ありますよ。


「人の心はどこまでわかるか」の土台とセットで、さらに効果的です。

それではまた。

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