地域のつながりを、つくる・深める【ハロウィーン】
僕が子どもの頃には聞いたことがなかった。
長男が小学校に上がる前の今から10年前にも、そんなに意識したことがなかった。
初めて我が家に訪れたのは5年前。長男が小学4年生の頃。
夕方に遊びに出かけたと思ったら、友だち5・6人と一緒に帰ってきて
「トリック・オア・トリート!お菓子くれなきゃ、いたずらするぞ」
って。
それ以降、特に家でイベント的なことはやってないけど、毎年何かと目にするようになったハロウィーン。
ただ、子どもが楽しんでいるのはいいけれど、
多くの人が集まって周りに迷惑をかけるようなニュースもあって、どちらかというと冷ややかな視線を送っていました。
それがここ数年、地域の子ども会などで開催されるハロウィーンを見て、いいなと思うようになっています。
地域の中で、人と人とのつながりを作ったり、そのつながりを深めたりすることができるからです。
家族や友だち同士で楽しむのと違い、地域の人たちが協力して開催すると、数十人規模から多いところで200人を超える人が参加します。
そんなに多くの子どもたちがお菓子をもらいに突然やってきたら、いきなりだと対応できませんよね。
対応してもらえるところに事前にお願いに行ったり、イベントの主催者側でお菓子を手配したり、安全に行動できるようにルートを考えて人を配置したり、事前の準備が不可欠です。
仕事の関係で見学させてもらった校区では、その地域の特色に合わせた企画もされていました。
・商店街がある地域では、商店街の店舗と協力して
・中小企業や個人商店が多い地域では、そこで働く人と協力して
・専門学校や高校がある地域では、そこの生徒と協力して
・秋の祭りをやっている地域では、その祭りとコラボして
そうすることで、ただ騒いで盛り上がるだけのイベントではなく、地域の人たちと顔見知りになったり、地域の安全な場所・危険な個所を学ぶ機会になります。
子どもたちが安心して過ごせる地域であるのは、親にとっても安心だし、一緒に子どもを見まり育ててもらえる安心から気持ちの余裕が生まれます。
子どもの活動すべてを追わなくてもよくなることから、時間の余裕につながるかもしれません。
もちろん、その準備には大変さも伴います。
少ない人数だけでやろうとすると、苦労が重くのしかかります。
少しでも多くの人がかかわることで、少しでも負担を小さくできるものです。
楽しいイベントは、子どもも大人も笑顔になれます。
それをきっかけに、地域のつながりをつくり、深めていく。
ハロウィーンが、そんな取り組みのひとつとして根付いていったらいいなと思っています。
◇
毎週、週替わりのテーマに対してメンバーが日替わりでそれぞれの思いを書き綴る『書くンジャーズ』。
今週のテーマは、【 ハロウィーン 】でした。
いろんな機会を活かして地域の人のつながりが深まってほしいと思っているのは、土曜日担当の吉村伊織(よしむらいおり)です。
今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
多様なメンバーが感じているハロウィーンの記事も、ぜひのぞいてみてくださいね。
それではまた、お会いしましょう。
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