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調べてみよう!心の状態。そして・・・

あなたは、心理テストって好きですか?

「夢で見た美しい光景はどれ?」
「シェフのおまかせコースの1品目は何?」
「洞窟の奥はどうなってた?」


などなど、設問に対して3つ4つくらいの選択肢があって、何を選ぶかで今の心の状態が分かるというもの。
僕は、テレビや雑誌で見かけた時は、ゲーム感覚でついやっちゃいます。

ちなみに、最初に挙げた3問は、検索して見つけた『あなたのお疲れ度』がわかる心理テストです。
やってみますか?


結果はどうだったでしょうか?

僕は、お疲れ度50%~80%と3つの結果に違いがあったものの、全体的に見て『ややお疲れ気味』かな?という判断ができそうです。
自分でも自覚があるので納得しました。


こういったテストをやる時には注意事項があります。

「結果に良い・悪いはない」
と覚えておいてください。

良し悪しを判断するのではなく、
自分で自覚している感覚と他の意見を比較して、「実際はどうなんだろう?」と振り返ることが重要です。

そして、「じゃあ、どうしようか?」と自分なりの行動を決める。
疲れているから休むのか、もう少し頑張ってみるのか、それからの行動は選択することができます。


心理テストは、カウンセリングの現場でも使うことがあります。

僕がよく使うのは、絵を描いてもらうテスト。
描き方の傾向から心の状態を探る手法があって、客観的に自分を知る入口として使っています。描いた絵から何かを決めつけるようなことはせず、その傾向を参考にしながら会話をして一緒に読み解いていくような進め方です。

以前、ある女性のテストをした際に、
「頑張りすぎている時にこういった書き方をする傾向がありますが、自分ではどう感じますか?」
という問いかけをする場面がありました。

その時は、
『そうなんですね。よかったです!』
という反応。

どういうことか教えてもらったところ、ある目標に向かってもうひと頑張りのタイミングだったそうで、
『ちゃんと頑張れてる自分なんだと安心しました』
と話してくださいました。

もちろん無理は禁物ですが、自分が望んだ状態にあるのであれば、本人にとってはそれでOK。頑張りすぎていること自体は、すぐに悪いことであるとは言えないんですね。


心理テストをする場合は、出た結果で何かを決めつけたり振り回されたりするのではなく、自分にとって有効に使いましょう。

・こんな結果が出たけど、実際はどうかな?と自分で振り返る
・じゃあ、どうする?と自分が取る行動を考える

この2ステップをお忘れなく。

ゲーム感覚の心理テストだけでなく、自分の身の回りの出来事を振り返りながら『心の頑張り度』をチェックすることもできます。

年末年始に、ぜひ時間を取ってやってみてください。


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