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カウンセリングスキル向上

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カウンセリングスキル向上につながるネタや、心の話などをまとめています。
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2019年1月の記事一覧

大丈夫だよと伝えたくて【二十歳の自分に勧める本】

『書くンジャーズ』、土曜日担当の吉村伊織(よしむらいおり)です。 今週のテーマは、【 二十歳の自分に勧める本 】。 ということで、今の僕が二十歳の自分にどんな本を勧めるか、その本を通じてどんなことを伝えたいか、考えてみました。 僕が二十歳になったのは1999年。今から20年前です。 20年前の僕を思い出すと、切なくなります。 その当時お付き合いをしていた女性(今の妻です)が心を崩してしまい、身も心もボロボロになっていました。「心療内科」という診療科目があることを知っ

必要なことは、小学校の教室に書いてある【私が残したいもの】

『書くンジャーズ』、土曜日担当の吉村伊織(よしむらいおり)です。 今週のテーマは、【私が残したいもの】。 つい先日、 「何のために会社をやめてカウンセラーの仕事をやってるんだろう」 「何のためにnoteをやってるんだろう」 と考えるきっかけがあり、 【私が残したいもの】は何だろうと考えると、どうしてもそこに引っ張られてしまいます。 なので、今日はその流れのまま書いてみたいと思います。 僕がカウンセラーとして仕事をしているのは、 カウンセリングを学んでいるときに出会った

伝えたいときは、相手の「ことば」を使う

以前、シニア向けパソコン教室で講師をしていたことがあります。 その時の事例が『相手に何かを伝えたいとき』の大切なことを教えてくれるので、今回はそのことについてご紹介します。 僕が担当させてもらった方の最高齢は、その当時で88歳。 「メールって、外国にいる孫にも送れるんでしょ?」 「ひ孫の写真をパソコンで見れるようにしたいんだけど」 「この歌手が好きだけど、動画ってどうやって見れるの?」 などなど、積極的に取り組まれる姿に僕の方が刺激をもらっていました。 パソコンよりもおし

【読書のきろく】生きるとは、自分の物語をつくること

一度読んで、読み返して、これからも読み返したいと思う一冊。 ■生きるとは、自分の物事をつくること(新潮文庫)  小川洋子・河合隼雄 著 作家の小川氏と、臨床心理学者である河合先生の対談本です。 ページ数は151ページで、文字が比較的大きめ。 なので、さらっと読めてしまう本。だけど、ゆっくりじっくり味わいたい。 ぽっかり時間があいてしまったとき、その時間を有効に使うために選びたい一冊です。 タイトルにあるように、「物語」が僕たちが生きる上でどんな意味を持っているのかを

受け取り方の幅を広げる練習帳

問題解決力を上げる、受け取り方の3つの視点があります。 「プラス」、「マイナス」、「ニュートラル」。 >参考記事|問題解決力を上げる3つの視点 身に付けるためには練習あるのみ! ということで、練習ネタを用意してみました。 ある日の運転中の出来事です。 あなたが運転手のつもりで読んでみてください。 ~ ある日の出来事 ~ 夜、会議に向かうために車を走らせると、ついウトウトしてしまい・・・ 信号停車している車の後方にぶつかってしまいました。事故発生です。 すぐさま脇の歩道