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受け取り方の違いを学ぶ事例集

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ものの見方・考え方を柔軟にし、人間関係を良好にするための事例集です
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#自分にとって大切なこと

受け取り方の違いを学ぶ事例集『頑張る』

カウンセリングで、描いた絵から心の状態を読み解く心理テストを使うことがあります。 「頑張りすぎているところが、あるかもしれませんね」 そんな状況を伝える時、反応は人によって違います。 Aさんは、 『必要以上に頑張りすぎていたことに、気づかせてもらいました。ちょっとゆっくりしようと思います。』 と、何もしない一日をつくるため仕事を休み、リラックスする時間を持たれました。 Bさんは、 『今は、自分でも頑張ろう!って思ってるんです。これまでの自分を超えるために、どうしてもクリア

「ことば」を改めて考えてみたい

昨日やったストレングス・ファインダーの結果を見て、思い出したことがあります。僕の2番目の資質「成長促進」の中にある、「成長」という言葉の受け取り方。 カウンセリングの現場で、「これから成長していけるのが、楽しみですね」と伝えて、相手を傷つけてしまったことがあるのです。 相談に来られたAさんは、いろいろと悩みはあったけど、カウンセリングを続けていく中で自分の中で折り合いがついてきました。そして、やりたいことに向けてこれから足を踏み出していこう、という話になった時のこと。 「