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読書のきろく

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好きな本、楽しむために読んだ本、勉強のために読んだ本、 その読書のきろくを綴ります
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記事一覧

2024年4月の読書のきろく

この記事を公開したら、毎週連続投稿の記録が260週連続になるようだ。 260と言えば、マヤのツ…

吉村伊織
7日前
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忙しい時ほど読みたくなるものでもある

今、この記事を読んでくれている人も、そんな言葉を聞いたことがあるかもしれない。僕も、漢字…

吉村伊織
1か月前
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先週の答えと2024年2月の読書

先週のnoteは、書きながらふと思いついたちょっとした遊びを入れ込んでみた。読んでくれただろ…

吉村伊織
2か月前
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2024年の読書、1月を終えて

『一年間で本を100冊読む』 そんな目標と共に始まった2024年も、すでに一ヶ月が経過した。正…

吉村伊織
3か月前
8

2024年の読書目標

職場の子どもたちの前で、今年の目標を発表した。 単純に計算すれば、毎週2冊ずつ読んだら12…

吉村伊織
3か月前
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本を読むときの自分を見つめる

読書の秋が近づいてきた。。。 とか、たぶん関係なくて、物語の世界に没頭したい気持ちが強く…

吉村伊織
8か月前
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幸村を討て

白い空間を切り裂いてこちらに疾走してくる墨絵の騎馬武者。 表紙の右側に2列に分けて書かれた題字は、赤。そして、左側にある著者名は白い文字。 余計な色がなくてシンプルに迫力が伝わってくると感じるのは、好きな武将の物語だから勝手に盛り上がっているのかもしれない。 リビングのテーブルに置いていた本を見た妻が、 「あ、真田幸村?」 と聞いてきた。 「なんで知っとると?」 「だって、好きって言いよったやん。信長の野望にも出てくるっちゃろ。」 「えらい詳しいね。さては、オレのこと好きや

修羅走る 関ケ原【読書のきろく】

文庫本で約600ページと言ったら、本好きの人にはその厚みが伝わるでしょうか。 僕がよく紹介し…

吉村伊織
1年前
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本を読むきっかけが、いろいろあるとおもしろい

突然ですが、クイズです。 この2冊の本にある、共通点は何でしょう? 『ある男』 平野啓一…

吉村伊織
1年前
4

2022年に読んだ本たち

2022年もいよいよ大晦日。 ここ数年、一年間に読んだ本を年末に振り返っていたので、今年も書…

吉村伊織
1年前
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銀の猫【読書のきろく】

「吉村さんに読んでもらいたい本、持って来たんです。」 地域の居場所づくりの会議が始まる前…

吉村伊織
1年前
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男の一生【読書のきろく】

戦国時代を題材にした小説は、これまでいろいろと読んできました。 最初のころは、織田信長、…

吉村伊織
1年前
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心はどこへ消えた?【読書のきろく】

読みたくて地域の人に借りてから、ずいぶん経ってしまいました。ようやく読み終えたこの本は、…

吉村伊織
1年前
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ぼけと利他【読書のきろく】

「ああ、これで終わりなんですね。」 往復書簡の最後の一通を読み終えたとき、声にならないつぶやきが心の中で生まれました。なぜだか、鼻の奥がツーンとしています。 村瀬さんには、校区の社会福祉協議会の活動で出会って以来、よくお世話になっています。伊藤さんの存在を知ったのは、著書『目の見えない人は世界をどう見ているのか』を友人から紹介してもらったのがきっかけです。 僕が尊敬する人たちが、それぞれが感じたことを言葉にして、手紙のやり取りをされました。手紙と言っても、実際にはメール