モチベーション32〜自分らしく〜

先人の圧倒的な仕事に接して、自分なら何を思うか。
心酔することもできるが、批判することも大切だ。
自分が次の世代のために何ができるかを考える必要があるだろう。
色んな苦労や困難を受け取ることもでき、すでに誰かがやってきた仕事の中からそのエッセンスを学ぶことができる。
リアルを知り、それに打ちのめされることさえある。
そして、なおも自分は何を思うのかというところが大切な部分となる。


単なる模倣ではなく、違う人間として自分なりに思うことがきっとある。
それは既に過去の誰かが同じように感じ、抱いた感情である可能性もある。
それならば、その感情を知った上で、さらに自分は何を思うのか。
教科書で抽出されてきた情報では明らかな情報不足ということも多い。
そこで得た知識は、表面的な形式的な場面では役に立つかもしれない。
しかし、汎用性のある深い知見としては、内容が薄いだろう。


薄い膜でもいいから、これまでの知見に1枚上積みを重ねられないかと考えてみる。
自分がその1mmのために何ができるか。
十分成し遂げられた仕事に、まだ改善の余地があるとすれば何があるか。
どんな光の当て方をすれば輝きを増し、多くの人に共有可能なものになるのかを真剣に考えてみる。
その時に、自分の感性や経験といったものが大きな武器になるだろう。
最後は、やはり自分らしくあれ。

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