自分の実力を発揮して、充実させる
壮大な大風呂敷と、現実路線。
こんなことをやりたいというプロジェクトがそのまま、充実した日々につながるわけではない。
むしろ、目標のみが上滑りするような歯痒さを味わうことが、むしろ多い。
現実的に生きるということは、為すべきことを為すということではないだろうか。
つまり、締め切り順に取り組んでいく。
重要で大きな仕事は早めに着手し、少しずつ取り組むことで軌道に乗せていく。
急場で短期的に取り組むのではなく、長期的に精度の安定性を目指すべき仕事もある。
このような、現実的な振る舞いこそが、むしろ充実した日々に直結することが多い。
人間は、ミスを犯すものである。
それをリカバリーするところまで、計算しておく。
そのようなクッション性があることで、少しのゆとりが生まれる。
また、人間は往々にして詰め込み過ぎるものであり、全部をやろうとしてしまいがちだ。
これも、状況が見えていない時がある。
あれもこれもに手を出すことで、外から見るとかえって焦点がぼやけてしまうことがあるものだ。
だから、集中的にやり出すと同時に、わずかに引いて見る。
外から見える視点を追加して、これをどう活かせるのかも意識する。
逆に言えば外から見て無駄な情報はないかを探してみる。
他者目線を取り入れる。
自分がやりたいことのみを優先しないことが、状況に応じるということではないだろうか。
そういう意味では、読書もページの隅から隅までではなく、何を知りたいのかを明確にして取り組むことが重要なのかもしれない。
現実的に動いて見るだけで、意外と時間は経過するものである。
そして、気が付けばモチベーションへと繋がり、早めに着手して置いて良かったと思えてくる。
自分のロマンと現実、そして外からの刺激によって、運命は好転させて行けるものではないだろうか。
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