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158 外から眺める

やる気は内から湧いて来る。
もし、感動的な映画と出会ったならば、それを見て感動しているのは自分であり、頑張ろうと思う気持ちは内から湧き上がってくるだろう。
主体的になろうと思えば、自分の中にあるエネルギーを捉えたい。
一方で、外から自分を眺めることは簡単ではない。

特に、自分が理性的になれない場合に、自己を俯瞰する姿勢を持つことは難しい。
立て続けに仕事が入ったりして自分のギアが外れてしまっている時、自分のことのみに集中してしまう。
何かにいらイライラしたり、無益な争いに終始してしまう自分に嫌気がさしてしまうこともある。
なぜ、いつもこの展開になってしまうのか。
それは自分へのこだわりを相対化できていないから。


目の前にある当たり前が決して当たり前ではないことに気づき、感謝できる時自分の固執から脱することができるだろう。
あるいは、時間で自分の興味を区切ることができるようになれば、そのケジメが人のために使える時間につながっていく。
確かに、自分の興味や関心は強いエネルギーを持ち、自分の向上に大きく貢献するだろう。
しかし、同時に自分しか見えなくなってしまい、自分のために動いてくれている周囲の存在に気づけなくなってしまったりする。


自分がのめり込み、こだわることを切り換えるタイミングを作り、相手にも喜びを共有し、幸せを与える姿勢を持ってこそ、人生は好転していく。
自分を外から眺める習慣を持とう。

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