モチベーション83〜やりたいこととやらねばならないこと〜

視野を広げ、この世界で何を果たすのか。
自分がやりたいことは社会でやるべきことなのか。
そんな視点よりも、趣味として自分の限界に挑むことなのか。
そのどちらも自分を鍛えることができるに違いない。
しかし、自分の興味・関心が強すぎる人ほど視野は焦点化され、別の情報が入って来にくくなる。
一方、義務感や仕事に忠実な人ほど、自分の楽しみというものがわからなくなるのではないか。
物事は複眼的に見て、自分の位置を確かめることができたときに軌道に乗り出し、好転しやすい。
だとすれば、自分に今何ができて、何をやるべきで、何をしたいのかを明確に持っているだけで、行動は決定できるということだ。
視点が固定されてしまうと、それは自分に対して強く臨めるのか、甘く、優しく対するのかという差となって現れる。


大抵の人はどちらか一方に偏ってしまうのではないか。
しかし、いろいろな経験を経て、仕事の本質、趣味の究極的な境地も体験することで両面からきっと見えるようになってくる。
その時までに、自分の前に立ちはだかり、長期間越えられなかった壁をきっと越えられる。
自分のために頑張ることも、人のために頑張ることもどちらも強さが必要である。
その両方を兼ね備えられたら、より強くなれる。

もっと言えば、時間を越えていけるかではないだろうか。
過去にも、未来にも現実的にアプローチできた時、自分のやりたい欲求も、やらねばならない欲求も両方高めることになるのではないだろうか。

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