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円滑なコミュニケーションについて

私たちは、日々他人といろいろな形でコミュニケーションを図っています。
ところが、うまく伝わっていなかったり、間違って伝わっていることはありませんか?
本日は、そんなコミュニケーションの円滑に進める方法についてご紹介します。

■コミュニケーションの重要性■


言うまでもなく、他人を関わる上で、プライベートでも仕事でも、コミュニケーションは重要です。

ビジネスに成功している人は、コミュニケーション能力の高い人ともいえるかもしれません。

最近は、ほとんどの人がスマートフォンを持っているため、いつでも電話で連絡をとることができますし、電話以外でも、メールやコミュニケーションツールなどを活用して、相手の都合を危惧することなく気軽にこちらの要件を伝えることができます。

ビジネスにおいても、プロジェクトがどの程度まで進んでいるのか、お客様がどのようなことに困っているかなど、コミュニケーションを頻繁にとって、情報を共有することは、ビジネスを前に進める手段といえるでしょう。

人間関係は、日々のコミュニケーションの積み重ねで培われていきます。
些細なことでも情報を共有してもらえたり、別のルートですでに耳にしていたことでも、改めて伝えられると、その人に対して信頼感を抱くことになり、人間関係が円滑になります。

そして、人間関係が円滑であればあるほど、仕事もスムーズに進めることができるのではないでしょうか。


■「伝わっている」ことの重要性■


企業の新人研修などで「挨拶をしても、それが相手に届いていなければ、挨拶をしたことにはならない」といったことがよく言われているようですが、挨拶はコミュニケーションの第一歩。「聞こえていなければ言っていない」ことと同じというのは、納得できると思いませんか?

コミュニケーションもこれと同じく、伝わっていなければ意味がありません。

メールやスマホアプリなのでの文字によるコミュニケーションは、電話と異なって相手の都合をあまり考えずに送ることができる、便利なツールではありますが、それを相手が読んでいるかどうかは、実際に本人に確かめなければなりません。

また、人の記憶は時間とともに忘れられていくものですので、相手にきちんと正しい意味で伝わっているかどうかは、改めて必ず確かめる必要性がありそうです。


■十分なコミュニケーションは果たせていない?■


「伝わっていること」が重要なコミュニケーションですが、実はこれが不足していると考えている人が多いとの調査結果があります。
ここで、ビジネスコンサルタントなどを行うリスクモンスター株式会社の調査結果をご紹介します。

「コミュニケーション不足による業務の支障」の有無について調査を行ったところ、84.1%の回答者が「支障あり」と答えていることがわかりました。

また、世代別では、「支障あり」と回答した割合は「40代」(同 87.5%)が最も高く、年齢が高いほどコミュニケーション不足によって業務に支障が生じているようです。

また、世代別では、「支障あり」と回答した割合は「40代」(同 87.5%)が最も高く、年齢が高いほどコミュニケーション不足によって業務に支障が生じているようです。

■コミュニケーションは減少傾向?■


同じ調査で、コミュニケーションの増減について聞いたところ、
51.4%が「変化なし」との回答でしたが、「減少した」と回答したのが
それに次いで43.3%という結果になりました。

先日、このメールマガジンで「おひとり様ビジネス」についてご紹介しましたが、テレワークの機会が増えたことや、一人で時間を有意義に過ごしたいという欲求が増えたためか、コミュニケーションの機会は減少傾向にあるようです。

さらに、「コミュニケーションの増減」について聞いたところ、
減少については、やはり会食の機会が減少したことや、友人・知人や家族などと交流が減少したことなどを挙げる結果となり、逆に増加については、オンライン会議の増加や、家族や友人、知人などともオンラインで会う機会が増えたとの回答が多く見られました。

感染症の世界的な流行に伴い、私たちのコミュニケーションの機会や、そのツールは変わりつつあるようです。

今回ご紹介した調査結果は こちら からもご確認いただけます

■「きちんと伝わる」コミュニケーションのために■


様々なツールを使ってコミュニケーションを図ることができる現代ですが、私たちは「きちんと伝える」ためにどのようなことに気を付けるべきなのでしょうか?

①「伝える能力」を養う
まず、自分が伝えたい内容を、正しく相手に伝えるためには、相手や状況によって、コミュニケーション方法を変える必要があります。
例えば、相手が移動中と思われるときに電話をしてしまうと、車を運転中ならば安全な場所に停車させなければなりませんし、電車での移動中であれば、わざわざ電車を降りて対応させてしまうことにもなりかねません。

こういった場合は、メールやチャット機能などの文字を使ったコミュニケーションツールを用い、時間を見計らってそれを見たかどうか確認するなど、工夫が必要というわけです。

このように、臨機応変にその場に応じた適切なコミュニケーションを取れる人は、「伝える能力が高い」と言えるでしょう。

②「聴く能力」、ありますか?
コミュニケーション能力というと、「伝える能力」に注目されがちかもしれませんが、聴く能力も大切な要素といえます。相手が言いたいことを正しく聞くことで、意思疎通ができ、円滑なコミュニケーションが可能になります。

人は、自分の話をしっかりと聞いてもらえるとそれだけで安心感を感じることができます。コミュニケショーンを通じた承認により、信頼感にもつながります。

つい忘れがちかもしれませんが、人の話を傾聴する傾聴力を高めることもコミュニケーション能力を高める上で必要不可欠です。

「伝える」という点では、広告も同じように、商品の内容や企業が取り組んでいることを「伝える」手段の一つです。
最近では、商品のPRだけではなく、企業のブランディングとしても広告が活用されていますので、「伝える」手段の一つとして
広告を活用してみてはいかがでしょうか?


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