あまのじゃくの先

めずらしく深夜のTVを流し見していた

音楽プロデューサー達が各々の選んだ2018年の音楽ベスト10を発表していて楽しい

知らなかったアーティストを知り、ネット検索してみる

聴いてみて、素晴らしいないいなと思うけどCDを買ったりライブに行きたいという衝動までは無い

音楽とはそういうものだ。千差万別で、ひとりひとり、産み出すものは全てが違い、全てが善く

そしてそれを受け取る人間も十人十色。

有名著名人が称賛するとたちまち巷で、いつもの現象が始まる

『天才』、という掛け声からのブームへの迎合。

良いね。

けど個人的には、自分がリスペクトしている対象について、『天才』という言葉で称賛することはあまりしていない

genius!(ジーニアス)という称賛よりも

talented!(タレンティッド)という称賛が

私自身は好きである。

「その閃きはgeniusだね!」みたいな雰囲気は好き

芸事においては、「he(she) is talented!」が好き

その人の努力や、情熱や、継続、能力の全てを内包した褒め言葉である気がして。

みんなgeniusだ。誰もが。

人がやっていることを人よりもうまくやることだけが全てではない

大勢の大衆を満足させ、望まれ、支持されるプロダクトを産み出す事は素晴らしい

だけど必ず心に失ってはならないものはある

それが無ければ芸事は探求できない。苦しみや孤独と共生するには。

自分にしかわからない世界、ほんの一握りの奇跡的な部分にしか響かない世界

独自性、独創性。たったひとりでも

誰も褒めてない、評価そんなにされてない

なのに、見つけた、むっちゃいいやん!
なんこれ、自分だけに響いてるのかこれ?

そういうものを発見したり、されたり

ミラクル。そうゆうものと出逢いたい

勿論みんなが好きなものも、すき。てへ

あまのじゃくでいこう

そうすれば誰もがgenius、と気づき、皆が産み出す世界になる。

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