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虫歯の痛みを徹底解説!治療後も痛みが続く原因や対処法について

こんにちは、吉松歯科医院です。

ズキズキした痛み、しみるような痛み、圧迫されているような痛み。
またちゃんと歯医者に通っているのに、治療後いつまでも痛みが引かなかったり―。

歯の痛みの種類は様々ですが、どんな痛みも憂鬱ですよね。
今回はそんな虫歯の痛みの原因や対処法についてご説明いたします。

歯はどうして痛くなる?虫歯の仕組みを説明

歯の構造を外側から見てみると
エナメル質―象牙質―セメント質―歯髄
の組織からできていることがわかります。

エナメル質は歯の表面にあたるので、いわゆる「白い歯」はこのエナメル質の部分を見て言っているのです。

エナメル質自体には神経が通っていないので痛みは感じないのですが、問題はこのエナメル質が傷ついて、内側の象牙質が露出してしまった時です。

象牙質の内側には「歯髄(しずい)」と呼ばれる歯の神経が通っているので、内側まで細菌が及ぶと激しい痛みを感じてしまいます。

虫歯の痛みの仕組みについては、こちらの記事をご覧ください。

虫歯は早期治療が一番大事

歯の痛みに気付いたまま放っておくと、虫歯は着々と進行していきます。
初期段階なら2、3回の通院で完治する虫歯も、細菌が歯髄まで達してしまうと痛みが強くなるだけでなく、通院回数が増え、治療費もかかってしまいます。

また、歯の痛みの原因は必ずしも虫歯だけとは限らず、歯周病や歯肉炎、外傷による痛みの場合もあります。

痛みの原因を明らかにするためにも、早い段階で受診するのが重要です。

虫歯治療したのに痛い!原因と対処法は?

このように、虫歯は早期治療を心掛けるだけで、治療が楽に終えられたり、強い痛みを感じる前に完治させられたりといったメリットがあります。
逆を言うと、受診が遅れると、治療後に痛みが残るリスクも高まってしまうのです。

ではここからは、「虫歯治療したのに歯が痛むのはなぜか?」という疑問にお答えしていきたいと思います。
痛みの対処法についてもご説明しますので、ぜひ参考にされてください。

①神経が敏感になっている|痛みの原因と対処法

虫歯の痛み

虫歯治療では、歯を削って感染部を消毒。さらに貼薬や詰め物・被せ物など、何段階もの処置を行っていきます。
その際、洗浄したり乾燥させたりと、歯の神経は長時間に渡って刺激されています。

神経を取り除いてからは痛みを感じることはありませんが、神経が残っている内はたとえ感染部を消毒したとしても、ズキズキいたんだり、食べ物飲み物がしみたりといった可能性があります。

ー対処法ー
治療後数日間は熱い物や冷たい物を口にしないというのが有効です。
食べたり飲んだりしていない間も痛みが全く治まらないようであれば、再度受診しましょう。

②被せ物や詰め物が馴染んでいない|痛みの原因と対処法

虫歯の痛み②

被せ物や詰め物が馴染んでいないと、口を動かしたり噛み合わせたりした時に痛みを感じることがあります。

ー対処法ー
被せ物や詰め物は通常1ヵ月程で歯に馴染みます。早ければ、治療後数日から徐々に違和感は薄れていくでしょう。
そのため、1ヵ月経過しても痛みを感じたり、違和感が全く軽減されない場合は、必ず再受診しましょう。

放っておくと、歯根膜や歯茎にまで負担をかけてしまいます。

③金属の被せ物による熱伝導|痛みの原因と対処法

被せ物としてよく使われる銀歯は、金属であるため非常に熱伝導が高いです。熱伝導が高いというのは、食べ物や飲み物の熱が歯の内部に伝わりやすいということなので、歯の神経が刺激され、痛みを感じやすくなります。

ー対処法ー
被せ物による神経の刺激が心配な場合は、金属以外の歯科材料を選ぶのがおすすめです。
保険診療ではなく自由診療にはなりますが、セラミックは特に審美性が高く、丈夫さもある非常に人気の歯科材料です。

④治療時の刺激が残っている|痛みの原因と対処法

治療後しばらくして麻酔の効き目がなくなることで、痛みが生じる場合があります。

虫歯治療時、数々の治療器具が触れることで歯に刺激が伝わります。
この刺激は基本的には時間が経つにつれて自然と引いていくので、それほど心配する必要はありません。

ー対処法ー
治療後麻酔が切れて痛みを感じ始めたら、処方された痛み止めを飲んで安静に過ごしましょう。
数日経っても痛みが消えない場合は他の原因も考えられますので、早めに再受診しましょう。

⑤感染部や神経の取り残しがある|痛みの原因と対処法

虫歯の痛み③

虫歯や神経を除去しきれていない場合、激しい痛みが残ります。
歯の内部の根管は、細く長く複雑に入り組んでいるため、肉眼での処置には限界があるのです。
神経が少しでも残ると、痛みが消えない上、虫歯が再発するリスクも高まります。

ー対処法ー
治療後の痛みが激しい場合や、痛み止めを飲んでも治まらない場合は、すぐにでも再受診しましょう。
また、感染部や神経の取り残しは治療の精度が不十分であった可能性があります。

高性能マイクロスコープを導入している吉松歯科医院では、感染部の徹底した除去が可能です。

再発や再治療を避けたい方は、自由診療による高度な歯科治療を選択されてはいかがでしょうか?ご予約はこちらから。

虫歯治療後の痛み―応急処置の痛め止めは危険?!

虫歯の痛み⑤

虫歯治療後、処方された痛み止めを全て飲み終わっても痛みが消えないという場合、ドラックストアなどに売っている市販の痛み止めを飲むという方もいらっしゃるかもしれませんね。
「どうしても今すぐ痛みを取る必要がある」という時など、応急処置として飲む分には構いませんが、基本的には「痛みが治まらないときはすぐにでも再受診する」のをおすすめします。

仮に感染部の取り残しや虫歯の再発が原因だった場合、痛み止めを飲み続けている間も症状は悪化していきます。
症状が進むと、治療が困難になったり、最悪の場合抜歯するしかないということになりかねません。

そして最も重要なのは、最初の治療で完全に虫歯を取り除いてしまうということです。
虫歯治療に100%成功はないと言われていますが、最先端の設備や高品質な歯科材料を使用することで、完治の確率は格段に上がります。

吉松歯科医院では、医療用マイクロスコープ歯科用CTの導入により、重度の虫歯であっても歯を温存しての治療が実現可能です。

他院での治療に疑問を感じられた方や、「抜歯の必要あり」と診断された方はぜひ一度吉松歯科医院にご相談ください。

可能な限り神経を残す虫歯治療|吉松歯科医院

虫歯の痛みの原因と対処法|まとめ

今回は、虫歯の痛みの原因やその対処法について解説しました。

歯の痛みには様々な原因が考えられますが、それらを避けるためにはとにかく「早い段階での治療(再治療)」が有効です。

また、虫歯治療に入ったら必ず最後まで通院しましょう。
完治前に治療を中断してしまうと、虫歯の悪化や痛みの発生に加え、噛み合わせの不具合や健康状態にまで影響が及ぶ恐れがあります。

吉松歯科医院では、自由診療による最先端の虫歯治療を提供しています。
虫歯治療のスペシャリスト吉松宏泰が、患者様一人ひとりに最適な治療法をご提案いたしますので、安心してお任せください。
お問い合わせお待ちしております。

お電話でのご予約:03-3504-3120
診療時間:午前8:30~午後18:30
休診日:土曜・日曜・祝日

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