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Yoshilog Live 44 『日本で考えた』

直前になってしまいましたが、もう11月最後の日曜日になりましたので、予定通り、Yoshilog Live を11月27日午後1時(日本時間)に行います。

井戸の底から丸く小さい空を見上げる蛙のように『インドで考えたこと』堀田 善衞(1957年)を読んだのは、まだ10代の頃だった。自分の中にインドブームが起きた。

『インドでわしも考えた』椎名 誠 (1988年)を読んだのは、井戸の壁を這い上がったあげく別の井戸を発見した30代になった頃だった。

国境の外に住み始めて10数年経った頃、『インド日記―牛とコンピュータの国から』小熊英二(2000年)を読んだ。井戸を外から見ている自分がいた。

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自分の知らない土地を訪れることは思考を刺激する。今回、日本の中をうろうろし、その土地の人と話すことで、いろんなことを考えるきっかけになった。熊本城では加藤清正の住んでいた世界のことを考え、平城京では7、8世紀の官僚のことを考えていた。とりとめのない考えが結びついたり、離れたりしていた。もちろん、その全ては現在の自分達の世界とのつながりの中で揺れ動いているものだ。今回はそんなことをそのまま話そうと思う。

参加方法

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