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エンジニアBar#7 を開催しました

今週の木曜 3/21 、エンジニアBar#7 を開催しました。参加者は19名で、運営も含めると31名と大所帯になりました。



サポーターのユニマルの紹介

今回から「サポーター」と呼ぶようにした後援企業は、株式会社ユニマル unimal Co.,Ltd. です。鹿児島でも屈指の勢い誇る企業 (個人の感想) で、個人的にも以前から各所でお世話になっています。

“つくる”をもっと楽しくする|unimal Co.,Ltd.
ユニマルは鹿児島でスタートした会社です。鹿児島出身である代表の今熊の「ワクワクできる仕事を、どこでも、誰とでも。」という想いで起業に至りました。

https://unimal.jp/ の HTML より引用


メンバー紹介を見ると分かりますが、グローバルな人材が多く在籍するのも特徴で、今回のエンジニアBarの雰囲気はいつものそれはと違ったようにも思えます。

ご支援だけでなく、準備や買い出し、イベントの進行、参加者へのサービングなど、イベント開催に必要なことを引き受けていただき、運営として頭が上がりません。

本当にありがとうございました。


イベントの様子

会場はユニマルオフィスのビル最上階で、1LDKの高級マンションのような様相でした。なんと屋上があり、12階から一望する桜島や夜景が大変美しかったです。


これまでのイベント進行は「お品書き」と称したトークテーマを3〜4つのセクションで順繰り回す形を取っていましたが、今回はユニマルの発案で5テーブル毎にトークテーマを設定するようにしました。参加者が気になる話題を選択しやすくなったように見受けられたので、個人的には良かったと思います。今後もこの形を採用していくことを検討していきます。


参加者の属性は現役エンジニアが最も多かったですが、エンジニア以外の職種や学生の方も参加されていました。「『エンジニア』をキーワードにゆるく集まるコミュニティ」を体現しているようで嬉しい限りです。


X のハッシュタグ #engineer_bar の投稿


公式アプリのリリースと最初の失敗

さて、今回のイベントは、個人的なチャレンジとして、イベントをより盛り上るために公式アプリを作って投入してみました。

(アプリケーションを作った背景や目的などを書いていたら結構長くなったので今回は割愛)


初回リリースには、次の機能が含まれています。

  • 過去イベントとサポーターを列挙

  • イベント中は現在のセクションとシークバーを表示

  • チャット機能 (MVPを言い訳にして永続化層がありません!)

  • 話題の推薦機能


技術的な構成は、JSランタイムとしての Bun、APIと React 配信 (SSRも対応) サーバーとして Hono という感じで、チャット部分は Bun WebSocket と Pub/Sub で実装しています


さて、イベントでは「超イケてるアプリがそこにあるじゃろ?」という感じで紹介したのですが、イベントを盛り上げるためのチャットや話題提案機能は、「課題が存在しなかった」という感じで見事に失敗しました。

今回 (第7回) のチャット欄が以下

はじまるよという宣言を最後に音信不通になっている


fly.io というサービスでデプロイしていて、そこで提供している Grafana のメトリクスを見ると・・・

アプリ紹介以後はアクセスが少ない

ステータス 101 (HTTP から WebSocket へのアップデート) が参加者相当数あったため、多くの方にアクセスしていただいたようです。嬉しいです。ありがとうございます。

とはいえアクセス以後は上記スクショのような状態でして、チャットと話題推薦はあまり使われませんでした。19:30過ぎと20:00過ぎに若干数のアクセスがありますが、これは休憩時間とトークテーマ終了時刻付近です。


今回の結果を踏まえると、次の仮説が確からしそうに思えてきます

  • イベント中にチャット様のアプリは積極的に使わない

    • 対面しつつスマホを操作することに一定の抵抗もありそう

  • 話題を探すためにアプリを使わない

    • 話題探しには困ってなさそう? だとしたら嬉しい誤算

  • セクションの切り替わり (もしくは司会の声かけ) 時には、スケジュールかセクションを確認するユーザーが一定数いる

  • イベント終わりにアクセスするユーザーが一定数いる

    • チャット欄を確認した?

「〜〜しない」などと書きましたが、「使うほどの価値がない」という可能性もあるかもしれません。価値提供できると使ってくれるかも、ということですね。少なくとも今回作ったイベント向け機能は、方向性が誤っているか機能などが不足しているということが分かりました。


いずれにしろ早い段階で「失敗」したことで、方向性を修正できそうなので良かったです。


レスポンスタイムについては、まだアプリケーションが小さいことや東京リージョンのサーバーということも大きいとは思いますが、さすがのスピードでした。Hono × Bun ですからね。早いと早いの組み合わせは爆速です。


サポーター募集について

さて、簡単ではありますがエンジニアBar#7 の開催レポートと公式アプリの紹介でした。

最後にサポーター募集についてですが、エンジニアBarへご支援いただける方、ご検討いただくために詳しい話をご希望の方は、@yoshikouki の X アカウントへDMでご連絡ください!


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