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【HSP】疲れやすい自分を責めない

HSP(過敏な気質)の人は、
そうでない人と比べて、疲れやすいかもしれません。

「疲れた」という言葉は
ひとを重い気持ちにさせるので、
言わないようにしている方も多いでしょう。

けれども、もしもそのことによって、
疲れていることに蓋をしているのなら、
より深刻な状況を生み出すかもしれません。

些細な刺激に敏感に反応し、
細かく気を遣って生きているHSPさん。
いつも神経を張り詰めています。

非HSPの人に比べて疲れやすいということを、
ありのままに認識しておくこと
が必要です。
「みんなは元気にやっているんだし、
自分だけ怠けているのでは?」
と、自分を責めないでほしいのです。

遊びでも、仕事でも、
たくさんの人に会って話をしたリ、
あちこち移動したりする日が続くと、
静かなところに引きこもりたくなります。
見えないところで負荷がかかって、
身も心もすっかりへとへとになり、
一人の空間と時間が恋しくなるのです。

それが、たとえ本人にとって、
ひじょうに楽しい活動であっても。

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過剰な刺激を受け続けていると、
繊細な気質を持っている人は
自律神経のバランスが崩れやすくなります。

交感神経が活性化すると、
ストレスホルモンが分泌されます。
適度なストレスは、
程よい緊張感をもたらしますが、
過度なストレスは、
内分泌機能や免疫機能を低下させます。


自分はストレス耐性が低いようだ。
自分がストレスを感じるツボはこれだ。
こういったことを、
自分で認識しておくことは大事です。

楽しい時にも分泌される
アドレナリンという脳内物質は、
実はストレスホルモンの一種
だそうです。
楽しんでいる瞬間は気づかなかったけれど、
家に帰ってから、
あるいは翌日、翌々日にぐったり……
そんなこともよく起こります。

自分をよく知って、
楽しいことの後には休息を入れるのも、
自分をよい状態にしておくための作戦。

「疲れやすい私」を責めるのではなくて、
そんな自分もおおらかに受け止めて、
ケアしてあげてくださいね。

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