自傷の対応

自傷について。
4つの禁止に暴力行為、破損行為、危険行為、自傷行為といつも書いていますが、常に発症する要因と背中合わせに考えて下さい。
重度自閉の場合、感覚過敏で周囲の雑音が気になって耳を叩くとか、頭痛で頭を叩く、痒さをしのぐために手を噛むとか出てきます。その逆に鈍感な場合も→刺激を求めて同じく表現します。或は、癇癪、苛立ち、ストレスなどで唇を噛んだり、床や壁に頭をぶつける人もいます。呼吸をするようにピョンピョン飛び跳ねたり、頭や頬を叩き自分を落ち着かせ、安心感を得る場合もよく見る行為です。ヨダレがでて常に指や爪を噛んだりもします。理由は何であれ→禁止するのは危害が酷い場合です。髪の毛を抜いたり、指や腕から血が出たり、爪を剥がしたり、ガラスに頭をぶつけたり色々見てきました。かさぶたができると余計に気になって剥がしたりします。自傷行為も癖になる人もいますが、本人が落ち着いている時は多少はスルーした方が良いでしょう。→中断したい場合は、興味を引く物、作業、活動(遊び).食べ物、飲み物、タブレット、スマホなどで気をそらせるように誘導するのが一番。血や怪我の場合はそれへの対処や予防のために、布製ヘルメット、腕は長袖、手袋、靴下、苦いマニキュア、イヤマフ、噛み癖用玩具やタオルなどなど試して下さいね

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