他害の対応

今回は4つの禁止事項の中で一番重要な他害(暴力)行為についてです。親として不安なのは他人を怪我させたら、、、でしょう。どんなにわめき怒り服を破こうが、他人に怪我をさせると打ちどころが悪ければ犯罪、訴訟問題にもなりかねません。それ以上の私の心配は、暴力行為がもとで檻のような→部屋に閉じ込め人間性を拒否される事です。これ程惨めで過酷な日々はありません。日本中にこういう生活を強いられている人々が現実にいるので悲しくなります。ではどうすれば?
暴力が出るのはしばしば癇癪かパニックの時。癇癪は自分の主張が通らない時(わがまま要素)無理な物は無理とダメ出しOK
→パニックは自分の予想が覆された時どう対処して良いか分からず身体中で驚き、不安、怒りを表現。表面的には同じ行為なので混同しやすく対処に苦労します。
が、一貫して言えるのは攻撃的な暴力、母親を叩く、ペットや姉妹へ八つ当たりなど即座にダメ出しして下さい。絶対辞めてください。暴力を肯定する事になります。これまで叩いた事のある人もこれからは辞めて下さい。それよりも叩くのはダメとはっきり叱り本人がクールダウンするまで暴れても無言で抱きしめているか、物理的に分離体制に入るかします。追って来てもトイレか別部屋に閉じ込もるかしてみて。→説明は理解できるならば、落ち着いた時にソーシャルストーリーズのように簡単な絵を描いて視覚表現化すると客観的に自分の行動、他人の考えを知ることができます。無理なら説明なし叩く行為がダメだと知らせる事が重要。力でまさる幼児期に教えていれば抑制力もでき思春期に力の逆転があっても大丈夫→癇癪やパニックの減少には、やはり発散できる遊びの環境が大切、またタイミングが合えば別のもので気持ちの切り替えを促してみて。思春期や成人の暴力は力のまさる人が落ち着くまで抱きしめて止めるか、自室待機を命じるかしますが怒りの理由や状況を見極めて対処、時には相手にしない事も有効です。

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