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#20 マレーシアに映画ルックバックが来た

映画館で見ると決めていたルックバック、マレーシアの田舎に来ました!

たまたま調べたら地元の映画館での上映開始日で、学校がお休みに突入した女子2人(娘と預かってた寮生)と小躍りしながら行ってきました。
2人にも刺さった内容だったようで、請われて2回目も行きました。

いやー、素晴らしかった。
英語、中国語、マレー語の3段字幕はちょっと見づらく、日本語ネイティブとして全情報がストレスなく入ってくるのは本当にありがたい。

映画館のホームページでの紹介。
子供も一律20RM(約680円)

感想

一番心に残ったのは、藤野さんがひたすら描き続けるところ。
きっと絵を生業とする全ての人が、このような時間を過ごしたのだろう。
楽しい気持ちばかりじゃないだろうに、日々絵に向かう姿勢はひたすら尊く、涙が出た。

もう一つは、藤野さんが上手くなるために、まず方法を調べて、最短距離で上手くなっていくところ。
考えずに、がむしゃらに描き続けちゃう人もいると思うのですよ。
客観性、素直さと謙虚さがあってこその彼女の飛躍だと思う。

そして、押山清高監督の作品愛の深さ。
脚本、キャラデザと作画監督も兼ねる作品、他に知りません。

声優の演技も素晴らしく、登場人物2人が実在しているみたいだった。

完成された構成も、アニメで見るとより際立って感じた。
ルックバックの意味は、「過去を振り返る」と、文字通り「背中を見る」。
両方の意味が、これ以上なく回収されていた。

さいごに

1時間とは思えない濃い映画でした。
配給会社さん、ありがとうございました。

マレーシア在住の方、PG12だけど、ぜひ見てみてほしいです!

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