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子ども支援の現場で感じたこと

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子ども支援の現場で感じたことを綴っています。
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#発達凹凸

「耳からの情報」よりも「眼からの情報」を

発達凹凸(発達障がい)を抱える子どもは一般的に、「耳からの情報」よりも「眼からの情報」が強いため、言葉でいろいろ話すよりも、紙に字や絵を書いて示すと、理解が早いです。

子どもが言うことをきかないのは、もしかすると耳から入る情報を聞きとる力が弱いからかもしれません。

そこで、
「なぜ何度言ってもわからないの!」
と怒るより、

伝えたいことを紙に書いて見せると、その子にとって理解しやすくなります

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よいところを見て、伸ばす(note)

よいところを見て、伸ばす(note)

子どもたちに関わる仕事に、長く携わっています。なかには発達障がいを持つ子どももいます。

発達障がいを持つ子どもに接するとき、大人はつい他の子どもと比べてしまい、できないことに注目する傾向があります。でも、実際、彼らには優れているところも多いです。

たとえば複雑な計算が簡単にできたり、電車の名前や路線を全部覚えていたり、お手伝いをまじめにしたりなど…。

はじめはむずかしい子に見えたとしても、周

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