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【中学受験】親子バトル アンガーマネジメント②怒りの構造を理解する

小6グノーブルに通う息子。

GW講習初日終了後の夜、覚醒した息子。



うすうす予想はしていましたが、
2日目の夜は、そこまでの覚醒ぶりは見せず 

最後は親子バトルで集結という悲しい結末で終わりました


今、冷静になって振り返れば、

疲れた後でも、ちゃんとオンライン自習室に顔を出し、集中力は前日比5割位ではあったものの、
やっているといえばやっていたのです

前回このようなこと(良い状態から元に戻ること)があった時も、最高の状態が10としたときに常に10の状態で毎日続くわけではない、

7や8であっても、そこそこ良い状態が続けられているのであれば、

できたことにフォーカスし、

小さいことに目くじらを立てない、
と決めていました

しかし、自分の中で
理想を見てしまった以上、

そこを指標に、そこを基準に息子の状況を判断してしまっていると気づきました。


そして、
怒りという感情は、
何かと何かが掛け算になったときに起こることもわかりました



前回の模試で、算数の基礎を大幅に落とし、偏差値を大幅下落させた息子

基礎力テストの大事さ、基礎を押さえることの大事さは、親子共に身を持って感じ、

基礎を重視することがすべての大前提と自分達に言い聞かせながら、ここ数週間過ごしていました


GW講習初日は本人もやる気をみなぎらせ、覚醒していたこともあり、
本人がやりたいようにやることが大事、
黙って見守ろうと思い、

基礎力テストをやっていなくても、
本人がGW講習テキストの復習をやりたいと思うのであれば、
1日くらい、何か抜けていてもいいから、
やりたいことを思いっきりやればいいと思っていました



そして2日目の夜、

さすがに、これを2日も3日もため込むと後がきつくなるので、
基礎力をやれば、と伝えました


結局、なんだかんだ言い訳をして手をつけず、
最後のコマ数(勉強終了30分前)のところで、やっと手をつけました


しかし、びっくりするほどできなかったのです



ここで私の中で、ブチッと糸が切れるのを感じました


毎日やるべき基礎力テストを、なかなかやろうとしなかったこと


そして、やっとやったかと思えば、
問題が解けなかったこと


この2つで、私の感情がかなり揺さぶられました



ここも、アンガーマネージメント①として散々決めたことなのに



そう、
子供ができないということだけで、怒るのはもうやめにすると

でも、自分の中で強い固定観念が根付いていました

算数の基礎力テストは満点取れてしかるべき


たとえ落としても2、3問まで

そして、例え落としても、それは避けられるミスであるべきであり、

直しをすれば、さっと正解にたどり着けるものであるべきと、



しかし、確認テストは、先月の単元の問題が出ます

すなわち、先月の単元がしっかり定着していない場合は、基礎力テストも当たり前ですが、できないのです

先月は春期講習もあり、範囲が広く、かつ、応用問題に注力しすぎて、典型問題の反復があまりできずに、定着が薄くなっていました、


そんな事実を認めたくなかったのでしょう

基礎力テストが簡単にできなかった事実に
冷静さを失っていました


そして、これは穴を埋めないと、と
怒り半分焦り半分で息子の解き方を確認し、
非効率な方やり方をしていることを発見し、
解説に載っている解法を伝えたところ

全く聞く耳を持たず、反抗的な態度


ここで完全にブチ切れました




自分の怒りの癖 

はっきり見えました


怒りは2段階で来る説


1段階目の出来事では、まだなんとか抑えられる

でも、コップには確実に水が溜まりつつある


そして第2段階目


ここで嵐がくると、
一気に水が溢れ出す

そうなると、もう終わり


自分の怒りの構造を分析し、
事前に把握しておく事は大事です


そして、
今回の場合も、自分の第1段階目の怒りは、
自分の勝手な理想像を追い求めた結果の勝手な怒りなのです


むしろ息子は関係ない

少なくとも先月しっかり定着するだけの繰り返し学習ができなかったことの結果が、ただそこにあっただけです


できないことに怒っても仕方ない


穴が見つかればラッキーと思い、

そこは怒りの感情ではなく
別の感情で再度穴を塞ぐだけでした


基礎力テストぐらいできて欲しい、
できるはずという思い込みや理想の押し付けが、
自分と息子を苦しめている


忍耐も必要ではあるものの、
きっと考え方の根本、思い込みは外せるはず

何度も何度も失敗しても

何度もやり直す


そして

自分の感情ベースではなく

冷静に分析できる母にならなくては



少なくとも、GW講習、
新しい場所で、新しい仲間と、
新しいチャレンジをしている最終日は

心から楽しい気持ちで、
ウキウキとスタートさせてあげるべきでした


怒りや悲しみや悔しさなど、

親も感情をねじ曲げることは難しいけれど


自分の怒りの構造を理解したり

そのベースにある、考えの癖などを見つけたら、

そこは地道に取り除く努力をするしかない



未熟な自分がさらけ出される
中学受験の伴走


子供を鏡として
あぶり出される醜い自分



帰ってきた子供が、気持ちよく机に向かえるよう

これから自分の心を整えて
自分の時間を過ごし、
また元気に合流したいと思います。

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