とりあえず2023年末くらいまでは株式投資やらん方がいいかもしれないですね
アメリカ株の強さは、低金利による「借金をしてでも自社株買いをして株価を上げる」という勢いとFRBによる1000兆円相当の資産購入→リバースレポ放出が理由でした。
そこまでやって株価を上げてくれるというので、世界中から個人投資家の資金が集まった。日本でも去年1年で7兆円の資金流出がありました。
その結果、えげつないレベルでインフレが進行しているという話はすでに述べたとおりです。
その結果、ついにFOMCでパウエルさんは方向転換を示唆しました。前回もある程度先出しされてましたが、今回はかなり明確にタカ派転換です。
◆FOMCポイント
— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) January 5, 2022
さきほど発表のFOMC議事要旨を受け、市場では「3月利上げ開始」「年央にも資産圧縮」との観測が強まっています。1枚目は議事要旨の要点。「テーパリング」含め、いろんな言葉があるので2枚目のスライドで簡単なイメージ図をつくりました pic.twitter.com/bCm5QnGiN8
ここから起きるのは
・市場への資金供給の蛇口を閉めてむしろ引き上げる。
・国債金利を抑えるのもやめる(金利上昇)
・債権投資家は株の利回り低下を嫌悪して債権やアメリカ株以外へ資金移動開始
・遅れて株式投資家もジワジワと撤退を始める
特にNASDAQやラッセル2000の銘柄は今まで上げすぎた反動をもろに食らうでしょう。今年になってまだレバナスとか浮かれてる連中には鉄槌が下ってほしい。
去年はこういうYouTuberがたくさん増えたので多分本気でレバナス貯金とか言ってる人たちが多いと思うんですよね。
https://twitter.com/revnas_20mil/status/1472159542721286150
【第58回】【無限錬金術】【極秘】誰でもできる副業無料で教えます|レバナスの種銭がないという方へ必殺技を伝授 https://t.co/Ss8TiOjnS1 via @YouTube pic.twitter.com/jn7u7NmY4D
— レバナス1本リーマン (@revnas_20mil) December 18, 2021
とはいえ、これらの流れは数年単位で起きます。三重野康がやらかした日本のバブルを除き、急な締め付けでいきなりバブルが崩壊したというケースはほとんどありません。
実際、リーマンショックの時でさえ、実際の株価下落までは2年半かかりましたし、前回の2017年からのテーパリング騒動についても2018年ショックも1年半かけてようやく下がり始めました。
最初は急落し、それから戻し、上値を取りにいく。でもある時点からジワジワジワジワとやられていく。おそらくですが、しばらくの間は「それでもNASDAQは新高値を取りにいく」と思います。
その過程の半分くらいまではこの手のYouTuberは無責任に煽り続けてお金を稼ぎ、その後こっそりいなくなったりするのでしょうね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?