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楽ではないけど「無料でできて」「市販の本を読むより効果的な」個別株投資の勉強方法について

今までにはてなブログの方で投資に関する記事を150以上書いてきたんですが、あまり反応がなかったので正直あんまりニーズがないのかなーって思ってました。

でも今日「はてなブログで書いてるほうの投資記事が参考になりました。おかげで暴落相場で逃げれて今でも投資続けられてます」っていう反応をいただいたのでとてもうれしくなった。(私はめちゃくちゃチョロい人間なので、おだてたらすぐに木の上に登ります

というわけで、お礼に個別株投資をやってみようかなと思う人のために投資のおすすめ勉強法について紹介しておきます。


結論から先に言うと

「市場分析のプロ」が「顧客へのサービスとして提供している月次レポート」こそが最強の教材です。特に「藤戸レポート」と「岡崎良介さんの投資情報」の2つがおすすめです。投資YouTuberや個人でnoteを販売している人たちが流している情報はすべてこの劣化版といっても過言ではないです。 ※今までは「モーニングサテライト」というテレビ東京の番組がおすすめだったのですが、最近はだいぶ質が下がってしまいました

「これを読むだけで勝てる」ようにはなりませんが、「これがまともに読めないレベルでは確実に負ける」ことは保証します。

有料noteを見ても「藤戸レポートや岡崎レポートより質が高い情報」はまず間違いなく手に入りません。

本当をいうと「ある」のですが、そういう情報はオープンの場では公開されておらず、紹介制になっています。少なくともまず藤戸レポートや岡崎レポートすら知らない人がたどり着ける場所にはありません

なので、まずは藤戸レポートをちゃんと読んだうえで、「無料のこのレポートよりも価値があるかどうか」で判断できるようになりましょう。間違っても、プロでない人の書いた高額のnoteとかを買わないようにしましょう。巷で評価が高かった投資インフルエンサーの高額noteの中身が最近暴露されましたがひどいものでした。


自分で勉強できる人なら本当にこのレポートさえ読んでおけば後は何を勉強すればいいかおのずとわかってきます。


ただし大前提として、若い人はまずインデックス積み立て投資で良い。


私は前から言ってるように「普通の人にとって投資は基本的にインデックス積み立て投資が最強」だと思ってます。何かほかの人に対して優位性がない限り個別株投資とかあんまりやらないほうがいいです。やるとしても「インデックス積み立て投資をやって、その利益を個別株投資に回す」という形でやることをお勧めします。

ちょっとでも「人生トータルで含み損がある状態」だと冷静な判断はできません

利益か余裕資金がない状態で「株で一発逆転」みたいな考え方の人はまず高確率で死にます。そのあたりは以下の記事で詳しく書いてます。


いざ個別株の勉強をする際でも、株式市場の仕組みを知っていると知っていないでは大きな差が出る

去年8月頃からグロース株はピークアウトし始めました。そして12月時点では月足MACDも陰転。そのあとずっと下落トレンドになっています。

これについて、ベテランの人や資産額が大きい人ほど素早くポジションを減らしていました。

一方初心者の人ほど「ここが押し目だ」といって下落に買い向い、かなりの人が大損害を被ってしまいました。


ベテランの人たちと初心者の人では、見えているものが違う

「ブラッドボーン」シリーズにおける「啓蒙」の値みたいなものです。(そのたとえでいいのか本当に…)「啓蒙」が低いとアメンドーズのような存在が「目の前にいるのに」見えない。 なので何もないところでいきなり訳も分からず殺されるというような現象が起きます

ごめん、やっぱりたとえがわかりにくいと思うので具体例を出します。

たとえば今の相場がちゃんとわかってる人だったら、「4月28日の日銀金融政策会合」がめちゃくちゃ危ないのがわかってますから、絶対にドル円Lはいったんポジション調整するはずです。(政策決定会合のようなリスクイベントの前には利確が進みやすい。)

ところが、知識がない人は「なぜドル円が下がっているのか」がわかりません。なのでここで狼狽して売ったりするし、あわててドテンSして担がれたり、と右往左往してしまいます。


そして、だいたいこういう「訳の分からないショック」に巻き込まれた初心者の人はショックを受けて自信を失い狼狽します。相場が全然自分の思った通りに動いてくれないし、どこまで下がるかがわからないからです。ここで初めて「投資の怖さ」を思い知ります。

そして結構な数の人は自信がなくなり、不安だらけの状態だと、普段なら絶対に胡散臭いとわかる人にでもすがってしまう。「投資系YouTuber」とか「怪しげなオンラインサロン」に引っかかってしまう。そこまでいかなくても、「フォロワー数が多い投資系Twitterアカウント」あたりをフォローし始めてしまう。

そのくらい、投資で負け始めると心って削れます。これはやったことない人にはわからないと思うのでほんとに気を付けよう(2敗)


こういうときこそ立ち返るべき土台が重要になります

土台というのは2つあって1つが「金融市場の成り立ち」と「景気サイクル」というマクロについての知識です。もう1つが「トレードの基本ルール」です。

ところが、日本語ではこれについてわかりやすく教えてくれる本というのは基本的にありません。というか、そういう説明をしてくれる本は、初心者が読んでも理解できない難易度だったりするので初心者はなかなか踏み込めません。

でも大丈夫です。

初心者がこういう基礎的な情報を学べる場所は違うところにあるんです。しかもそれは無料で読めるところにあるんです。それが冒頭で述べたレポートになります。


私自身は以下の2つの場所から本当に大事なことを学んだ


①更新が完全に止まってしまいましたが「かぶみのトホホ株日記」さん。
ここは本当に素晴らしいサイトでした。

何を見れば市場の雰囲気がつかめるのかということはこのサイトで学んだといってもよいです。
過去記事しかありませんが、今からでもアーカイブを見てほしい。


②プロがどのように市場を見ているかをまとまった形で示してくれた「藤戸レポート」

2週間に1回、10ページほどのめちゃくちゃ濃いレポートを提供してくれていました。最初は知らない情報が多くて読み通すだけでもめちゃくちゃしんどいです。しかし、かぶみさんのブログで培った知識をもとに、わからないところは調べながら読むというのを3か月ほど続けていたら、自分の中で市場の見え方が全く変わってきました。

今は三菱UFJモルガンスタンレー証券の口座を開設しなければ見ることができなくなりましたが口座開設自体は無料です。興味がある人は絶対に口座開設してレポートを請求したほうが良いです。

そのあと私は「いちよし」「楽天」「ゴールドマンサックス」「野村」「みずほ」「クレディスイス」「東京海上」などにも口座を作り企業から顧客に出しているレポートを読みましたが一長一短あって結局藤戸レポートを軸にすることにしました。そのくらいずば抜けて質が高いです。


※ネタバレしますが私が毎月1回noteの方でまとめている市況解説及び個別株ピックアップは「藤戸レポート」「岡崎レポート」それからあと2つくらいのレポートを自分で全部読んだ上で、自分なりにかみ砕いてまとめたものです。 そのレポートで取り上げられている注目セクターをもとにして個別株分析を行っています。
なので、今までの私の市況解説が参考になると思った人は、ぜひ自分でも藤戸レポートと岡崎レポートに目を通してみてほしい。自分で読んでみたら私のnoteがめちゃくちゃ手間かかってるのわかってもらえると思うので……。



投資の話と全然関係ないんですが、「クソザコちょろイン」っていうマンガの女の子がかわいいのでマンガ好きな人は読んでみてくれ。


以下はおまけ:投資について本で勉強したいという人も、たくさん読む必要はありません、最低このくらい読んでおけば上のレポートは理解できるようになるはずです


特に投資初心者、インデックス投資をやってる人たちは「アノマリー投資」という本は絶対に読んでおきましょう。

ここで知っておくべき必須アイテムは「ビジネス・サイクル・クロック」です。(セクターローテーション」とも言います)この考えがあるのとないのとで全く勝率が変わってきます。

ちなみに私は投資系YouTuber全否定はしてなくて結構いい番組もあります。特に「これはすごい」と思った投資YouTubeチャンネルが3つあります。

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