「でっちあげ」 ゆ〇ぼんのはるか前に時代を先取りしていたやばすぎる家族の話
あらためて読み返すと、この作品で描かれているのは「〇た〇ん」ファミリーのもう一つの可能性ではないかと思ってしまう(より最悪なタイプ)。あと改めて思うけど、はてブ民週刊文春を信じすぎてるけども、いつからこの週刊誌が常に正しいことになったんだよっていう気持ちになる。
この事件のあらましは前から知っていたが、改めて詳細にマンガという媒体で読むと、やはりえげつない話だった。
この物語のあらすじ
Wikipediaには載っていなかったが、実は「でっちあげ」を行っていた子供側がいじめをやっていた。
それを止めるために、教師は一度だけ問題生徒の頬を叩いたという。
これによって、夫妻から「自分の息子に暴行を働いた」「その結果息子はPTSDになった」などと因縁をつけられた。完全にこれヤクザでは?
謝罪を迫られたあげく、謝罪をした後は新聞社や週刊文春からバッシングを受け、裁判でも訴えられることになった。
Wikipediaでは主に母親が主導してでっちあげを行ったということになっているが、マンガでは夫婦の共謀というか、むしろ父親もかなり積極的であったように描かれている。
ちなみに最終的にこのでっちあげを行った一家は、こどもの暴力やいじめ行為は一切責められることなく、逆に裁判の結果330万円のお金を市から受け取っている。完全にゴネたもの勝ちの結果になった。
「教育委員会は何でも悪者にする当時の風潮」(はてなブックマークは今でもそんな感じだよね。あの人たち教育委員会の話題になると自動思考すぎて気持ち悪い)と、不祥事を嫌って初動の対応を間違えた市および教育委員会のツケであるが結局裁判では被告である教師の無罪は証明されなかった。
事件が完全に終わった後で教師は「人事委員会」の再調査によって無実が確定したが、今でも教師の下には誹謗中傷が続いているという。
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