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「ヒマチの嬢王」の続き読む(6巻 元アイドル編)

「明日カノ」を読んでたらキャバクラやホストの描写があって久々に思い出したので、続きを読みたくなってきた。

この作品は「集客」がテーマの作品なのでブログやってたり同人作家さんやってる人とかは何かしら学びがある作品だと思う。

「個人のスペック」ではなく「組織や仕組み」の力によって普通の女たちを勝たせる、がテーマのキャバクラマンガ

前回感想を書いたときは6巻まで読んでたのでその続きから。

もちろん店舗経営については「マンガで学ぶ経営学」程度である。(現実と違って変数が少なくリスクが解決できる形でコントロールされている)。なので、このマンガをみて本当にキャバクラ経営を語るのはやめたほうがいいといのは言うまでもないです。

しかし、本作品はただキャバクラ店経営の話をしてるだけじゃなくてエンタメがしっかりしています。

「転生したらスライムでした」的なストーリーをよりキャバクラという舞台でやってくれているのだから面白くないわけがない

でも、本作品は

①まず経営要素の土台がしっかりできている上に
②「心理掌握(人間観察)」のスキルが非常に高い主人公による「知識チートが楽しめるし

③キャストたちも個性豊かだし、「店同士の戦い」ということで主人公のワンマンではなくチームで勝つという部分がきちんと描かれている。
④そもそも「キャバクラ」という素材自体がおもしろいため、舞台をちゃんと描れるというだけで魅力的である

などなど読めば読むほど「転生したらスライムでした」みたいな面白さがあります。それでいてサービス業についてのヒントも得られるので「読まないのは損」レベルと言えます。

6巻の「元アイドルくずれの整形女」編から

とりあえずどんな作品なのか体験してもらうために、比較的短い「元アイドル編」を紹介します。

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