Twitterは買収時に1.8兆円の借金を背負ったのですぐに利益をあげて返さなければいけなくなったという話
Twitterの大量リストラに関して、真っ先にりかいしておくべき現在のTwitterの経営状況について理解してない人が多そうなので、Twitterの現状の整理をしておきます。
みんなこっちの話ばっかりしてるよね……。
Twitterはポテンシャルは非常に高いが、現状では赤字企業である
https://jp.reuters.com/article/twitter-m-a-musk-challenges-idJPKBN2RN0BF
Twitterはここ数年ユーザー数は伸び悩み、売上はあがっているものの利益が十分に出せない企業だった
2014年時点ですでに2.5億人くらいのユーザーがいたことを考えると、Twitterって伸び悩んでるんですよね。日本ではすごく存在感があるんですが、世界で見るとYouTubeやインスタグラムの伸びと比べるとめちゃくちゃしょぼい。
今でも赤字が結構ある状態です。
2022年はさらに赤字が拡大しています。
年間で売り上げ6000億は大きいけれど、それでも時価総額6兆円に値する企業だったかといわれるといささか疑問です。
Twitterの買収はLBOという方式で行われた
要するに「レバレッジドローン」という形でローン契約を結び、買収完了後には事業の収益からこのローンを返済していくことになります。
この際に1.8兆円の「デットファイナンス(銀行からの借り入れ)」が組まれている
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