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ここ数年間左翼運動家の語る「社会正義」の理論はゾバエ病のようなものであったのかもしれない、という話

今まで「社会正義」を盾にした運動、特にキャンセルカルチャーはいろいろとバブルのような状態になっていたと思う。これを出されると表立って否定することが難しいため、無茶苦茶な理屈を言ってる人でもなんとなく支持されてきた。

その結果、今まで語る言葉を持たない(論理的にはなす能力がない人たち)が、いっせいに稚拙な言葉で感情を喚き散らすことができるようになった。これらの多くの人は弱者または弱者の仲間を自称し、まるで自分たちが「異端審問官」「権力者」であるかのようにふるまうことができた。お気持ち至上主義の人たち(たいてい無責任なので社会的地位は低い)にとっては楽園で過ごすような幸福な時間だったと思う。

だが、なにごとも「やりすぎる」ことによって社会が許容する限度を超えると終焉を迎える。

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