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「メダリスト」 フィギュアスケートの面白さや尊さを見事に言語化した上でさらに絵で補強してるやばすぎる作品

冬季五輪の時に大分騒がれてたから知ってる人多いと思うけど、本当に最高のマンガなのでみんなもぜひ読んでほしい。1巻は無料だし、2巻以降もDLSiteなら半額で買えるので。


ようやく、フィギュアスケートをどう見ればいいのかがわかって、魅力を理解できるようになった

フィギュアスケートがテーマの作品は今までに「ブリザードアクセル」とか「ユーリonICE」とか「キスアンドクライ」などが名作と言われていた。


しかし私はどちらも「いまいちよくわからない」ので途中でみるのをやめてしまっていた。しかし、本作品まできてようやく、フィギュアスケートの凄さが少しわかったかもしれない。

美しさや芸術性だけじゃない。
できたかできなかったかだけじゃない。
フィギュアスケートは
奇跡を見守るスポーツなんだ

そして、魅力がわかった上で、その魅力を最大限ドラマティックに描いてる。ほんとにすごいマンガやで。


まず基本ルールがわかってないと、プログラムの構成の意味が分からないから本当の意味で観戦を楽しめない


本作は今まで読んだ中で一番わかりやすい。
そもそもまずプログラムの構成からジャンプの難易度と得点の関係がこのマンガを読んで初めて理解できた気がする。

小学生でトリプルアクセルを飛べるのは1人だけ

同じトリプルでもここまで難易度が違う。


こういうのがわかってくると解像度がすごく高まる。見ながら自分でも考えられるので前のめりになってたのしむことができる。

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