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発達障害グレーゾーンの人間が40歳をすぎてから奮起する姿を描いたマンガ「灰低カタルシス」

ストーリーのあるマンガというよりは「ダイアリー」である。

作者の主観が強いためどこまで信用して良いのかもわからない。

また、読みやすい商業マンガに慣れていると非常に読みづらい。しかし、それゆえに「むき出し」の体験が描かれているので本人が本当に生きづらいんだろうなというのが嫌でも伝わる。

「本当に些細なことでも1つ1つ心の中で格闘しながらでないと身につかない」というもどかしさがよく表現されている。

「40すぎになってから診断を受けた」というかなりきつい状況からのスタートということもあり、人生諦めかけている人にとっても参考になるところが多いと思う。


「境界知能や発達障害グレーゾーンにも興味があるが、やはりストーリーとして楽しみたい」、という人は「君と宇宙を歩くために」のほうがおすすめだ。



ただ、より生の話が読みたいとか、自分の同じような悩みを抱えていてサバイバルの参考にしたい人は、こちらの作品がおすすめだ。

理屈とか正しい情報はなにか、みたいな話は抜きにして、苦しみながらも頑張って生き用としてる人がいる、と言うことを知るだけでも結構心は励まされるものかもしれない。

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