インデックス投資と個別株投資のどっちが優れているかという不毛な議論に関する個人的な意見

個人投資家が9割勝てない（負けている）という話の根拠としてよく挙げられるのは少し昔のノムラ個人投資家サーベイです。少しぐぐったらすぐにわかることなんだから自分で調べたらよいと思いますよ……https://t.co/NYKCxkhjnu pic.twitter.com/tblKb09shE

— 駄犬 (@daken_in_market) February 7, 2023

日経平均株価は 7 月 31 日から 10 月 2 日までの最近 2 カ月間で約 14%下落」という前提です。
個人投資家の75.8%が指数に負けていないという解釈が穏当ではないでしょうか...https://t.co/ZrcrmUNRzH pic.twitter.com/YlAElPfNlw

— 24万株 (@24_9424) February 7, 2023

そう思います。9割負けてる、というのは正しい読み方ではありませんよね。
（昨日きいていたspaceで出典も当たらず雑な発言をしていた方がいたので書いたツイートでした）

— 駄犬 (@daken_in_market) February 7, 2023

というわけで、話の枕として「個人投資家は株で９割負ける」はデマ（FXは長期的には本当に9割負ける）だけど、個人投資家の標準としてはやはり負け側に寄ってるという事実は知っておきたい。

インデックス投資は勉強しなくても長期的に見たら勝てる見込みが結構あるが、個別株投資家は勉強しないと高確率でまず負ける。

まずこれが大前提。

なので、初心者にとってはインデックス投資の方が良いに決まっているのだ。その上で、それでも個別株投資をやった方が良いという理由はどこにあるのかを考えたほうが良い。

個別株投資家にとって大事なのは、単に勝てるかどうかだけではなく「インデックス投資と比べて優位性があるか」という観点