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家族のためのアスペルガー症候群とのつきあい方―知っていればお互いラクになる (1)「コミュニケーションが苦手」編

最近ADHDはある程度認知が高まってきたと思います。そして、薬もあるし、受け入れのための支援制度なども整っていて「許容できなくもない」という雰囲気も多少出てきました。

一方でADHDと違って、ASDは薬による治療法がほとんどなく(ほんの一部だけありますが、子供向けです)むしろどんどん誤解が広まっているような気がします・・・。

今回も「石丸構文」とかいうネタに絡めて散々ASDがいじられてて、今でもASDについてはまともに理解されてないんだなあと思ったのでした。私は石丸さんを批判してる立場ですが、石丸叩きのついでにASD弄りしてたやつは無神経すぎて腹立つなあと思いましたね。


そういうわけなので、ASDについて入門的な本を読みつつサンプル数1ですが、ASDの人間はどういう風に考えてるか書いてみます。

※ADHDと同様、ASDについても人によって個性があるから、私の感覚が他の人の感覚と同じではないことに注意してください。


今回取り上げる本はこちらです。



アスペルガーはちゃんと3つの要素に分解して理解しないとダメ

(通常はこの3パターン)
①積極奇異型
②受動型
③孤立型

(極めて特殊なタイプ)
④尊大型:純粋なASDというよりも、ASDがもとにあって、そこにいわゆる「自己愛性パーソナリティ障害」が「重ね着」した状態
⑤大仰型:元来別のタイプだったのが「過剰適応」した面があり、ストレスやうつ等の精神不調になることもあります

この分類をみてもらうだけで分かる通り、石丸さんをASDのテンプレみたいにいうのはその時点で超絶に無理解・無神経であります。


私はイマジネーションの障害はそんなに強くなく、ただ残り2つが強いので、5分類でいうと「孤立型」である。

以下の画像以外のテキスト部分は自分の実体験であって、誰かに対する悪口ではないです。なお、私は発達障害の診断がおりたのが中学生と早かったこともあり、大人になってからASD診断された人よりは早い段階から訓練してきているので、だいぶマシにはなっては来ていると自分では思ってます。


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