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「ワコム」は創業者が統一教会の信者で教会の介入も強かったが教会と縁を切ることができたらしい。自民党もぜ断固たる決意で統一教会と縁を切ってほしい

統一教会がらみの話をnoteで書くのはこの記事でしばらく打ち止めとします。Landeaallの続きの話したいし、ほかにもやらないといけないことたくさんあるんじゃあ……。


オタクならみんな知ってる「ペンタブレット」企業、ワコム

私は全然知らなかったのだが、ここの創業者は二人とも元統一教会の信者(しかも重要人物)だったようです。

当然創業時に統一教会関係からの出資があり、ワコム社にもかなり長い期間教会からの介入があり、それは1998年ころまで続いていたそうです。

1975年 - 1月 世界日報社印刷局長 就任
1983年 - 3月 世界日報 退社
2001年 - 忠和研究所設立


1995年時点ですでに世界トップシェア企業に成長。このころはまだ統一教会の影響があった

もともとはCADソフトウェアの会社だった。

しかし、途中からデジタライザやマジック事業を経由して1987年に世界ではじめてペンタブレットを開発。

日本ではあまり評価されず、一部の人しか使っていなかったがいきなりアメリカに乗り込んでディズニーに採用されて注目を集める。

日本では「スタジオジブリ」や「モンキーパンチ」先生が真っ先に使用を開始したらしい。


統一教会の介入に反旗を翻し、3年近くかけて排除

信者や先に設立された教会系企業(メッコールの会社とかね)が資金と労力を出し合って設立した会社で、当時は上場もせず信者による家族経営のようなものだった。惠藤氏は家族も信者で教会からも信頼が厚く、技術者でもあるのでさきの教会系企業の先輩社長から付託を受けて社長を任されていた

しかし度重なる教会からの資金拠出要請(次の企業設立への資金提供など)に対して惠藤社長が反旗を翻した。株式は創業者とか社員持ち株会が多かったので社長が専権で自分の給料を上げて新規発行株式を買い占めて教会の影響力を抑え込んだ。自分の給料を上げるなんて規則としてできるのか?と思ったがもともと信者同士の信頼関係で割となあなあだったらしい。で結局、教会の財産を着服したことになるため教会から除籍、追放となった(1998年)

コンピュータを通じて社会貢献しようという目的でスタートしたが、会社の業績が目立つようになればなるほど、資本や経営に何の権利も有しない宗教者から、宗教的権威を盾に不当な介入がなされた。
 自分は、信仰はプライベートなもので、会社は株主のものと明確に割り切っていたので、ビジネスライクではない管理体制や意思決定を排除してきたが、今回は、宗教の側からは裏切り者、外部からは偽装脱会かと怪しまれる、という憂き目に会うなど、大変な戦いを強いられた。
 現在も解雇者との間に裁判を抱えているが、勤務中には宗教活動より業務命令を最優先するという誓約書にサインしなければ、会社に復職できないという自分の趣旨は、裁判の経過で認められつつあると感じている。

1992年ころに桜田淳子が参加した合同結婚式が話題になり、そのころからはさんざん怪しい宗教としてたたかれていて業務に悪影響があったであろうが縁切りを決めたのはそのころではなくて1995年ころからというのが面白い。

上場したのは意外と遅くて2003年なんだね。そのころには完全に影響力を排除できていただろうと思われる。すでに惠藤氏も社長から退いていた。(今でも筆頭株主ではあるが…)


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