「ゴールデンゴールド」 少女のささやかな恋愛感情から発された祈りがきっかけで島を巻き込む大騒動に!
前回紹介した「刻刻」の作者さんの次回作。今作もめちゃくちゃ面白いです。
願いと代償の物語
これ読み進めていっても途中までどういうお話なのかよくわからなかったけど7巻までよんでようやく理解した。これは「魔法少女まどか★マギカ的」な作品なんだ。願いと代償の物語だ。
ゴールデンゴールドは、「まどマギ」作品をより具体化してる。「魔法少女」のような形で高度に抽象化せず、きちんと恋愛要素と経済の要素を加えてベタの要素まで丁寧に描いた作品なんだと思うと結構わかりやすい。
舞台は昭和39年。
場所は尾道からフェリーで行ける離島(寧島)。
宿泊者すら10年間こないくらいの僻地。
そんな島を舞台に「フクノカミ」が登場するところから物語が始まる。
「時を止める能力」が使えた前作同様、いきなり超常的な存在が登場する。
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