西野亮廣「えんとつ町のプペル」原作の感想

これで西野さんに関する記事最後。よほど新しい炎上がない限りは一旦終わりにします


原作は無料で読めるので読んでみたわけですが。

感想としてはこんな感じ。

①背景の絵は綺麗。別のストーリーでやってほしいなと思う。
②ドラマが全く描かれないのでキャラに感情移入が全くできない
③最大の見せ場が「ラピュタ」の焼き直しなのはいかがなものか
④若者の人気の「ハロウィン」に毎回話題になるような仕掛けがあざとい
⑤あとがきで「これは現代の風刺です」とか言われて一気に心が萎える

という意味で、まあ絵本にエンタメ性を求めるのもどうかと思うけれど、寓話性もなく、本当にただの絵が綺麗な作品(あとラピュタのパクリ)という感じでした。
マジでびっくりするくらいラピュタのパクリなのでちょっとひいた。

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