小竹海広氏個人がやらかしてしまうだけなら別にいいんだけれど、こういう時にほんとに身内のメンバーが誰も批判しないのな……

とりあえず他のメンバーには全く期待していない(批判する価値も感じない)ので、佐々木俊尚氏がどう反応するかは見ておきたい。



この人はstudygiftの時に事情をよく知らずに家入氏をかばって議論を混乱させた前科があるし


これからはバイラルメディアの時代だ!と煽ってたわりに自分が運営にかかわっていた「旅ラボ」は完全にパクリメディアで批難ごうごうだったりした。(怒られてからようやくましにしたが、怒られなければずっとそのままやってたと思われる)


そういう意味で倫理観的には全く信用できない人物ではあるものの、一方で情報量が凄く多いのは確かだし、いろんな要素をまとめて上げて「それっぽいストーリーを作る」ことは本当に上手い。それが正しいかどうかはともかく「見立て」=「プロレスにおけるアングル」を作るのが上手だ。


なにか対立軸を作って「これからは~の時代だ」というのは、やってることが「まだ〇〇してるの?」と煽るイケダハヤトと本質的に大差はない。カテゴリとしては煽り屋である。

しかし、本質が同じでも実力は違う。イケダハヤトをスマートに洗練させたような上位互換バージョンである。ネットで飯を食っていくというモデルの最上位をずっとキープしているのは伊達ではない。立ち回りがめちゃくちゃ上手い。



だからこそ、こんな隙だらけの集団に対して明確に支持を表明するのもそれなりに計算が合ってのことだとは思う。そのあたりの立ち回りは普通に気になる。

(まぁ批判を気にせずマイペースで情報発信続けてるだけかもしれないけれどね。彼が支持を表明している取り組みや団体なんてそれこそ無数にあるだろうし、期待してたのと違ってたとしても1000分の1の損切で済むのかもしれない)



KuTooの石川氏が頼りなく見えるのは、彼女は相変わらず一本足打法だからである。KuTooやフェミニストという軸足が認められなければ彼女自身には存在価値がほとんどない。元グラビアアイドルとしての軸は自分から投げ捨てたと思っている。

これに対してはあちゅう氏が強く見えるのは、実はいろんな方面に軸足を持っているからだ。なにかやらかして批判されてぼこぼこにされたとしても、実際はたくさんある脚の一本を切り捨てればよい。そのときにいじめられて悲しいふりをすることでその他の足は強化されるしね。特に小説を批判されてもびくともしないというか、むしろある程度「批判されるという形で注目を集める」ためにやってるまであると思う。石川氏と比べるとしたたかさがまるで違う。

さらに佐々木俊尚氏はその何倍ものポートフォリオを持っている。一つのことにたくさんのリソースを振り分けてない。だから、今回の件で雑魚どもにいくら批判されようが全然かまわないのだろう。

何に対してもコミットしてないしすべてにコミットしているともいえる。成功したら「私はこれにコミットしてました」といって名前を売るし、失敗したら「たくさんかかわってたうちの一つですから」で済ませられる。無敵である。

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