新橋九段氏による「ウマ娘ファンを揶揄するツイート」がいかに頓珍漢なことを言っているかを説明する

「広く表現の自由を守るオタク連合」というtwitterアカウントがあります。

名前だけみれば複数人いる団体のような印象を与えますが実際は新橋九段氏が一人で運用している個人アカウントです


そして、この新橋九段という人物は、オタクヘイトツイートの常習犯であり3回も凍結を食らい、「@kudan9」が永久凍結され、異議申し立てを行ってもそれが却下されています。つまりtwitter公式からも「ヘイターである」とというお墨付きをもらっちゃってます


そういう立場でありながらこういうツイートをする人でもあります。

ヘイトむき出し発言でTwitter講師から「ヘイター」であるという認定受けている人が、ヘイトアカウントへの憎悪をツイートをしているのは矛盾を通り越してちょっとしたホラーなのですが……


だいたいこれだけで、新橋九段という人がどういう感じの人なのかはうっすらと想像できると思います。



お察しの通り、関わり合いにならない方が良い人物です。



なので、新橋氏の発言をすでに見てしまって「イラッ」とさせられた被害者の方以外はそっ閉じを推奨します。




はい。

ではほとんどの人はお帰りいただいたという想定で話を続けます。



彼の存りようそのものが矛盾の塊である新橋九段氏がなにやらオタクの矛盾を揶揄してるツイートが話題になっていたようですが

相変わらず詭弁・誤謬まみれだった(知ってた)のできっちり指摘しておきますね。




新橋九段氏のツイートに使われている詭弁・誤謬について説明する

まず大前提として新橋九段氏のツイートは

規制と著作権の区別ができてないという指摘だけで終わりです。

tor4kichi 規制はこれからまさに新設されようかという表現の自由への侵害を社会コード化する企てであるのに対し、二次創作ガイドラインは既にある著作権法という規制からの逸脱を許容する合意であります。矛盾しえない

多分何も考えずにしゃべっただけなんだと思います。


ただ。ここでごめんなさいをすればいいのに、ここで誤りを認めたがらないゆえに泥沼にはまっていくのがこの新橋九段という人物なのです。

この点については新橋九段氏は「俺は今回その点は主張してない」と記事で言い訳してるので、上の話は一旦無視することにします。



なので、新橋九段氏が俺の主張はこっちだ!と明言しているこちらをつぶしておきましょう。

当該ツイートは
「A:批判を規制だと言って騒ぐ」態度と
「B:公式の二次創作に関する注意に従う」態度の間の矛盾を指摘したものです。

ここからはぶっきら口調で失礼します。



新橋九段氏は自分が詭弁を使っていることすら自覚できていない…


先に結論を書くとたった140文字の間に

①藁人形論法という詭弁
②異なる主語を同一とみなす誤謬

の2つが込められており、しかもそのことに自覚がないというところがヤバイ。。。

一文目。

①作品をちょっとでも批判すると「規制だ!」と騒ぎ立てる表現の自由ダイスキッズの皆さん

これは(新橋九段のように、力もないくせに声と態度だけでかい規制大好き人間が)作品をちょっとでも批判すると「規制だ!」と騒ぎ立てるが正解。

なぜ反発されるかというと、それは新橋九段氏の普段の行いのせいなのだよね。新橋九段氏はまずそれを棚に上げている時点で悪意があるか無能です。


まぁこれだけならいつもの新橋九段氏なのですが続く文章がこれ。

②ウマ娘の二次創作ガイドラインには一切何も言わず粛々と従っている

これは主語を補うと

(実際にゲームを作っており著作権も持つ公式が唱える)ウマ娘の二次創作ガイドラインには一切何も言わず粛々と従っている

が正解である。前提が全く違う。



「主語」「目的」「具体性」の3点を比較した時に、両者が同じものに見えるのであれば「目が曇っている」としか言いようがない


①については
・新橋九段氏のような何の権利もない人間が
・「他者のコンテンツの内容や権利を制限するために」
・「具体的な線引きをまともに示さずに」
発信している内容である。


②のガイドラインは
・著作権者であるサイゲ公式が
・「(自社コンテンツの保全のために、許可を取っている馬主などへの配慮を示しつつ)可能な限り二次創作を許容するため」
・「一定のラインを示す形で」
発信している内容である。

ガイドラインの意図についてははヱヴァの時にも公式がそのように表明している

目的としては「ファンの方々に安心してファンアートなどを制作していただくためのルール」とあります
今回対象となったのはWebに直接アップされる無償のファンアートが中心で、同人誌についてのルールは、現在検討中とアナウンスされています

カラーが二次創作を可能な限り許容したいという意志を持っていることが読み取れます。

とはいえ、ウマ娘についてはヱヴァの時と違ってモゴモゴしてて「ここまではOK」というラインを示せていない印象はあるが……。



主語が違うのだから、当然関係性も主張内容も全く異なるのである。

むしろ主張の方向性は正反対といっても良い。

主張の方向性が正反対なのだから反応が正反対になるのは当たり前でありそこに矛盾は存在しない。


①と②が同じ人物であれば主張内容も通底するものがあるだろうし、受け手の態度もそれほど変わらないが、別人が別の主張をしていることに対して態度が違うことは何もおかしくない。

にもかかわらず、それに対する態度が一貫していないと指摘するのは詭弁というよりバカのやることである。


端的に申し上げて

①と②が同じだと勘違いしている新橋九段という人は雑すぎるし

それに賛同してしまう人もあまり考えてないない

としか言いようがない。


新橋九段氏は「表現の自由戦士」という言葉を使っている限り解像度が非常に低いことしか言えない


表面的にしか物事を理解していない人から見たら、確かに「なんでウマ娘だけ」っていうのはわかる。水龍敬らのようにオタク側でも反発している人はいた。

ウマ娘がコンテンツとして出来上がってなかった頃はこういう人はたくさんいたし、新橋九段が「表現の自由戦士」と呼びたがる人間はこういう人たちのことを指していると思われる。

なので、「表現の自由戦士はガイドラインを出されたら粛々と従う」というのは新橋九段氏の無知による発言である



一方で、今ガイドラインを遵守しようとしたり、それを呼び掛けているのは「表現の自由戦士」もいるだろうがそれ以外のオタクの方が多いと思われる。それを一緒くたにしてしまっている時点で、新橋九段氏の主張はめちゃくちゃ解像度が低い。



そもそもが、「表現の自由戦士」と呼ばれる人たちは、新橋九段氏などの表現規制を呼び掛けている側が自分たちの気に入らない人間を勝手にそう呼んでいるだけのマジックワードである。新橋九段氏は「自分に反対する人間は全部表現の自由戦士だ」と言えてしまう。

この言葉を使っている限り、新橋九段氏は解像度が低い思考しかできない。

今回のクソツイートは彼が「表現の自由戦士」という言葉を使っているからこそ発生したと言っても過言ではない。

この言葉を使っている人は全員思考が雑だと思って間違いない。



「ある条件さえ満たしていれば」新橋九段氏の言ってることは正しい(だが条件は満たしてない)

もちろん新橋九段氏のいいたいこともわからないではない。

彼らは普段から「表現を守りたいなら過激な表現は自粛せよ」と普段から主張している。普段はそれに対して反発されているのにウマ娘についてだけは公式が言ってるから自粛するのか、と揶揄したいのだろう。


だが、この主張はあくまで「新橋九段を世界の中心とした視点」である


新橋九段氏が世界の皇帝であったり、新橋九段氏の意見が世界の標準であるというのであれば、その主張はごもっともである。


だが、現実はそうではない。そうはならなかったんだよ新橋九段……


残念ながら、新橋九段氏を中心とする「広く表現の自由を守るオタク連合」という集団は、一般的にはただの「主張や口調が過激なだけの先鋭化したカルト集団」「ただのクレーマー集団」としてしか認知されていない。

おそらく
「広く表現の自由を守るオタク連合」に所属している皆さんはこの点を完全に勘違いしておられる。本気で自分たちが標準だと思っておられる。ここが彼らの意味不明な言動の数々の原因であると思われる。



表現の自由戦士と呼ばれる人からすれば、「自分の好きな表現を守る」という基準で考えた時に彼らの声を受け入れるか、「ただのクレーマー集団の声として処理する」のどちらが現実的な対応であろうか?

言うまでもなく、後者である。

そもそも、この「広く表現の自由を守るオタク連合」と呼ばれる集団は「(商業主義が非常に強く、オタク需要が弱いコンテンツは一瞬で淘汰される現状において)過激な表現を自粛することが、自分の好きな表現を守るための最適な手段である」ということを全く説明できてない。なぜかそれを自明なものとしているから会話もできない。



以前から繰り返し言われていることだが、「商業的影響」を無視して「表現の自由」や「ゾーニング」の問題を語る意見はただのゴミである。それは「自分の軸でしか思考できない」「0か1でしか思考ができていない」と主張しているのと同じである。新橋九段氏がこの点について責任ある主張をしたことは一度も見かけたことがない。


一方で、ウマ娘に対してはこの上なく明確にリスクが提示されている。
表現を守るためには過激な表現を控えようというのは現実的な問題としてわかりやすく示されている。これは新橋九段氏たちが常に怠っていた部分だ。そもそもとして「競走馬たちは二次キャラではなくナマモノ」という認識が強い。もともと「ナマモノ」に対して表現の自由を主張している戦士はそれほどいない。この点も新橋九段氏たちは全く理解できていない


むしろ普段からナマモノ(実在の人物)に対して過激な発言や暴言を吐いている新橋九段氏の方が問題があるという見方もできるだろう。



まとめ=前提条件が全く違うのであるから対応が違うのは当然であるのにそれがわからない新橋九段氏は自分の無知・不理解をさらけ出しているだけである


前提条件が全く違うのであるから対応が違うことは当然であり、それを矛盾という人間はただの無知・無理解をさらけ出しているだけである。

以上説明してきたように「表現の自由戦士と呼ばれる側」の基準にブレが生じているわけではない。あくまでも矛盾に見えるのは、新橋九段氏が①事情をよく知らない上に②自分中心の視点だけで物事を見ているからである


この前提条件が全く違うものを二つ並べて、「お前ら矛盾してやがるwww」と指さして笑うツイートをしたことによって新橋九段氏に以下の2点の問題があることがはっきりとわかる。

・新橋氏は無知である
・新橋氏は自分の主張が世界の中心(標準である)と思っている

ということね。


もっと短くまとめると「自分達の難癖が権利者のガイドラインに匹敵するという思い上がりと自己防衛の悪魔合体」

まあ実際のところは、新橋九段氏はそこまで考えているわけではなく

①「自分が似たようなことを言っても聞かなかったのに、他の人がいったら受けいれられた」という事実に対して
②「自分の普段のふるまいが悪くてヘイトを買っている」とか「自分自身に何の価値もないから聞いてもらえない」などなど、自分に問題があるという現実を受け入れたくないから
③悔し紛れに「これは矛盾だ!オタクが幼稚だからだ!」と言っている=自分に不都合な真実をオタクに擦り付けて何とか自分の心の平静を保とうとしているだけ

だと思います。そういう風に考えると、新橋九段さんってめちゃくちゃかわいそうな人なんだよね……。

別に私はこれが絶対の真実だというつもりはないけれど、少なくとも新橋九段氏の主張する話よりはこちらの方が納得する人多いと思いますね。



新橋九段氏に本当に「広く表現の自由を守る」という信念があるのであれば、むしろこの件は自分たちのモデルケースにするべきだったのに、今回の件で「憎悪クリエイター」になってしまった


そもそも、なぜ揶揄する必要があるのだろうか。

少なくともウマ娘に関しては「過激な表現を自粛することがコンテンツを守ることにつながる」という普段の新橋九段の主張がその通り実現しているのだ。

「公式に言われたから自粛」「馬主からの訴訟リスクが怖いから自粛」という構造が気に入らなかったのかもしれないが、いきなり100点満点を目指さずとも、「こういう風な流れがあればオタクたちも自粛するんだな」というモデルケースとして参考にすればよいではないか。

そういう意味でむしろ新橋九段氏は自分に「広くオタクの表現を守る」という信念があるのであれば、オタクたちの間で自粛を呼びかける人たちを「表現の自由戦士」と一緒くたにして揶揄するのではなく応援するべきだったのではないか。


にもかかわらず、自分の主張と完全一致しない、自分たちの手柄にならない、という理由だけで彼らを敵視する始末。

新橋九段という人間の器の小ささがこの上なく表れていると感じる。

まして、この人たちを「表現の自由戦士」と一緒くたにして揶揄するというツイートをするとか、あまりにも下手すぎる。

新橋九段という人間の運命レベルでの戦略性のなさを感じます。

今回の件で、新橋九段氏は「広くオタクの表現を守る」という信念など一切なく、ただ反オタクを主張して同志たちからちやほやされたいだけの人であるという印象を与えてるだけだと思うんですが。

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