見出し画像

「重版出来」読む01 いい作品が勝手にうれる時代ではない。誰かが売ろうとするからようやく売れるのだ

有名な作品だからいちいち説明する必要はないと思うけれど
柔道部出身のバリバリ体育会系育ちの女性が、男だらけのむさくるしいマンガ編集部に就職して、一からマンガ編集の世界に体当りしていくという話。

すっごい昔に1巻だけ読んで、1巻はすっごい好みだったのでいつか完走したいと思ってたんよね・・・これと「大奥」はちゃんと読みたい。「ワンピース」や「キングダム」なんかより優先度高いです。

基本マンガ編集者という立場でいろんな「変な作家さん」と出会っていく話になるのかな?

いつものとおりですが、作品をベタに紹介するというよりは、自分が気になったキャラとかシーンをまとめていくことになると思います。


売るという行為は人の人生を大きく変える。売るなら全力で売れ

おもしろくても売れるとは限らない。
売れそうな作品がいまいちだったり、無理そうな作品がヒットしたり。
なんでそうなのかわからない。
わからないから、売るのは面白いんだ。

甘い自尊心の殻から出てこい。
全力で仕事をしたら、自分の周りの景色が変わるぞ。
お前はまだあの快感を知らない


本当に届けたい人に届けるために、売り場をしっかり考える

1:書店の鉄道コーナーにアプローチ

2:ターゲットを子供や若者から高齢者層へ

「僕がやります!」っていいさえすれば結構いろいろやらせてもらえる。


編集者と営業、書店員の三者が協力することで「拡販」ができる

「なぜ売れないか」はわからないけれど
「売れるマンガは愛されている」ということだけははっきり言える

売れるはずの本でも、営業が書店にはたらきかけなかったり、編集が営業に協力的でなかったり、その結果書店からの協力を得られなかったりすると駄目になる。

→まぁ今だと書店のところは「インフルエンサー」のほうがでかいかな。


読者たちは無邪気に
「なんでこんなマンガが売れたかわからない」という。
なんで売れたかわかんないって?
「売れた」んじゃない。俺達が売ったんだよ



その他は、エピソードぶつ切りで。

ここから先は

266字 / 7画像

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?