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「風雲児たち幕末編」34巻 桜田門外の変以降、急速に倒幕のムードが強まったが、基本的には下級武士主導だった

このマンガはまじで私のnoteを購読してくれてる人すべての人に読んでもらいたい!!って言いたいくらいにはおすすめなのですが今まであまり取り上げたことがなかったので何がすごいのかがよくわからんというひともいるかもしれない。

というわけで、めったにないこの機会の宣伝のため、期間中は後ろから順番に振り返っていきます。


作者が亡くなる前に描いた最終巻において勝海舟が言っているのがこのセリフなのは、とても示唆的だと思う。

そういうめんどくさいの考えるのヤダって人にはおすすめしませんが、とりあえず自分で考えてみたいって人には学びの宝庫となってます。


1:なぜ今まで安泰だった徳川幕府の天下が壊れたのか

攘夷騒動をきっかけにして孝明天皇が独断で行動し、一度は井伊直弼がこの独占権を取り戻そうとあがいたが、それがかえって諸藩の反発を招くことになってしまった。

その結果、朝廷がついに徳川の支配から脱してしまった。

こうなると、もはや徳川家は特別な存在ではなくなってしまった。

日本の倒幕というのはこのように「朝廷の独占権」の喪失をベースに考えるとまずはわかりやすいと思う。

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