どうしてエヴァに救ってもらおうとするオタクがいるのかが昔から全く理解できない

この作品にそんな力はないだろうと私は思うのだけれど。

それが「ある」と信じるオタクの人たちが思ってる以上にはるかに多い気がする。

当時からこういう感じの論調の人いたよね。

別にいいんだけども。

鬱ゲー大好き人間として、「物語に自分を救ってもらいたい」という人の気持ちってようわからん・・・

物語中のキャラクターが救われてほしいと思うことはあるし

物語のキャラクターの運命を見て心が縛られることはあっても

物語が直接自分を救ってくれるというのはよくわからない。

別にわかり手の人にしたってすべての作品にそういうものを求めてるわけではなくて、あくまでもエヴァだけが特別なのだろうと思う。


ただ、それでもなぜよりにもよってエヴァンゲリオンなのか……それがわからない。

わかり手の記事を読んでも、わかり手の人がいかにエヴァに執着しているのかは伝わるけど、「なぜそこにそんなに執着してるのか」が私には伝わらなかったので、自分で解決しろやっていう気持ちにしかならない。

あと、なんというかさ。

わかり手の人、物語そのものより庵野さんに救ってもらおうとしてない?

本当にこれって作品語りといってよいのか?

わかり手の人はヱヴァという物語に何を求めてんの?

そこが読んでて全然ピンとこなかった。



ただし、これは私がわかり手の人のシン・ヱヴァの記事批判したいということではない。

わかり手という人物の評価は「勝部元気と負けず劣らずレベルで卑劣な人間」だと思っているので大嫌いなのだけれど、

それでもこの記事自体は「よくわからん」けど別に嫌いではない。

普段のわかり手氏の記事やツイートは、「誰かの代弁」みたいな体裁を取っていて「2ちゃんまとめサイト」みたいな精神性で語っているように感じられるのでクソオブクソオブクソなのだけれど、

この記事にについていえば(いつものように精神疾患や自分の後ろにいる弱者を盾にとって無敵の人状態から人を断ずるような卑怯な精神によって書かれた文章ではなく)割とわかり手という個人がちゃんと表に出てきているような気がするから。



ただ、ここまで素直に書かれた文章であってもなお、とにかく私にはエヴァンゲリオンというものの特別性が全くわからないっていうだけであって、そこを誰か説明してほしいなと思うだけである。


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