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731. Mortality of Patients With Sepsis Administered Piperacillin-Tazobactam vs Cefepime

Chanderraj R, Admon AJ, He Y, Nuppnau M, Albin OR, Prescott HC, Dickson RP, Sjoding MW. Mortality of Patients With Sepsis Administered Piperacillin-Tazobactam vs Cefepime. JAMA Intern Med. 2024 May 13:e240581. doi: 10.1001/jamainternmed.2024.0581.

重要性 細菌性敗血症に対するピペラシリン・タゾバクタム + バンコマイシン vs セフェピム + バンコマイシンの後向きコホート研究。敗血症患者 7569例のうち、4523例がピペラシリン・タゾバクタム + バンコマイシンによる治療を受け、3046例がセフェピム + バンコマイシン。ピペラシリン・タゾバクタムを投与された患者のうち、セフェピム供給不足期間中に投与された例が152例(3%)あった。両群で、年齢、Charlson Comorbidity Indexスコア、Sequential Organ Failure Assessmentスコア、抗生物質投与までの時間に有意差はなかった。変数解析において、ピペラシリン・タゾバクタムは90日後の絶対死亡率 5.0%増、臓器不全のない日数 2.1日減、人工呼吸器のない日数1.1日減、血管作動薬投与のない日数 1.5日減と関連していた。

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