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673. JAMA関連論文2本

Pediatric Hospitalization Trends at Children’s and General Hospitals, 2000-2019

Steiner MJ, Hall M, Sutton AG, et al. Pediatric Hospitalization Trends at Children's and General Hospitals, 2000-2019. JAMA. 2023:e2319268. doi: 10.1001/jama.2023.19268.

データベースを用いて、2000年から2019年までの18歳未満の小児の出産以外の入退院を特定。14758391件の退院患者が対象。年間入院患者退院数は2000年から2019年にかけて26.5%減少した。同時に、全国のこども病院からの総退院の割合は、2000年の58.9%から2019年には81.8%へ大幅に増加した。独立型こども病院からの退院患者数は19.3%から34.2%、非独立型こども病院での退院患者数は39.6%から47.6%に増加し、こども病院以外からの退院患者の割合は41.1%から18.2%に減少した。小児の退院分布の変化に伴い施設間移動は増加した。2000年には、小児患者の6.1%が転院していたが、2019年には18.8%が転院していた。2019年に転院した小児のうち、88.0%がこども病院に転院した。
要は、こども病院に患者が集中しているという結果。

2. Maternal and Infant Antibiotic and Acid Suppressant Use and Risk of Eosinophilic Esophagitis

Jensen ET, Svane HM, Erichsen R, et al. Maternal and Infant Antibiotic and Acid Suppressant Use and Risk of Eosinophilic Esophagitis. JAMA Pediatr. 2023:e234609. doi: 10.1001/jamapediatrics.2023.4609.

母体や乳児の抗生物質や制酸剤の使用は、好酸球性食道炎の発症リスクの増加と関連するか、人口ベースのデータベース調査。2020年9月から2023年8月まで解析された。症例392例を性、出生年をマッチングさせた対照3637例を比較。乳児期に抗菌薬が処方されていなかった小児と比較し、抗菌薬の使用があった小児ではEoEのリスクが40%増加(aOR 1.4)。3回以上の処方を受けた人は、EoEのリスクが80%増加した(aOR、1.8)。母親の抗菌薬使用頻度もリスク増加と関連していた(1回の処方で1.4、3回以上の処方で2.1)。リスクは妊娠第3期と出生後6ヵ月間の使用が最も高かった。乳幼児期におけるあらゆる酸抑制剤の使用も、EoEのリスク増加と関連していた(aOR 15.9)。5歳以上で診断された症例に限定しても同様の結果が得られた(aOR 11.6)。母親の3回以上の処方も、子どものEoEリスク上昇と関連していた(aOR 5.1)

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