681. PIDJからレビューふたつ
Risk Factors for Poor Outcomes in Children Hospitalized With Virus-associated Acute Lower Respiratory Infections: A Systematic Review and Meta-analysis
RSウイルス、インフルエンザ、COVID-19で入院した5歳未満の小児の危険因子を探るべく、30件の研究をレビュー。RSウイルスでは、神経疾患(OR 6.14)、ダウン症候群(OR 5.43)、慢性肺疾患(OR 3.64)、免疫不全(OR 3.41)、未熟児(OR 2.98)、先天性心疾患(OR 2.80)、基礎疾患(OR 2.45)、生後2ヵ月未満(OR 2.29)、生後6ヵ月未満(OR 2.08)、ウイルスの重複感染(OR 2.01)、低出生体重(OR 1.88)、低体重(OR 1.80)がリスクであった。インフルエンザでは慢性疾患と6~24ヵ月齢が危険因子であった。心血管疾患、免疫抑制、慢性腎臓病、糖尿病、高血圧がSARS-CoV-2による死亡の危険因子であった。
Nontyphoidal Salmonella Outbreaks Associated With Chocolate Consumption: A Systematic Review
チョコレートに関連した非チフスサルモネラのレビュー。23論文が対象。合計3266人の患者を含む12のアウトブレイクがあり、すべてのアウトブレイクは高所得国で発生していた。 1件は1都市、6件は1カ国、残り5件は2カ国以上で発生。アウトブレイクのピークは冬で、冬が6回、秋が3回、春が2回、夏が1回であった。主に小児が罹患していた。特徴的な血清型は同定されなかった。
冬はチョコレートうまいから?
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