736. Hospital-Onset Bacteremia Among Neonatal Intensive Care Unit Patients

Prochaska EC, Xiao S, Colantuoni E, Clark RH, Johnson J, Mukhopadhyay S, Kalu IC, Zerr DM, Reich PJ, Roberts J, Flannery DD, Milstone AM; CDC Prevention Epicenters Program. Hospital-Onset Bacteremia Among Neonatal Intensive Care Unit Patients. JAMA Pediatr. 2024 Jun 24. doi: 10.1001/jamapediatrics.2024.1840.

米国で行われた、NICUにおける院内発症菌血症の他施設コホート調査。乳児451443人のうち、62091例（13.8％）が1500g以下で出生していた。8,163,432日で8356人の乳児（2％）に発生した9015件の菌血症イベントを検討（未調整発生率：1,000患者日あたり1.1）。54.2％が中心静脈ラインがない状態で発生、出生後2週間以内の菌血症発生率は、750g以下の乳児で1000患者日あたり14.2であったが、2500g以上の乳児では1000患者日あたり0.4であった。750g以下で生まれた乳児では、42日目以降の相対菌血症リスクは4～14日目と比較して90％減少した（IRR 0.10）。逆に、2500g以上で出生した乳児では、42日目以降の相対的な菌血症リスクは4～14日目と比較して50％増加した（IRR 1.5）。菌血症のなかった乳児と比較すると、菌血症を発症した児の帰属死亡率の絶対差は5.5％であった。