見出し画像

501. Respiratory Syncytial Virus Prefusion F Protein Vaccine in Older Adults

Papi A, Ison MG, Langley JM, et al. Respiratory Syncytial Virus Prefusion F Protein Vaccine in Older Adults. N Engl J Med. 2023 Feb 16;388(7):595-608.

Fタンパクワクチンの検討、もういっちょ。
ワクチン vs プラセボで、中央値6.7カ月追跡。RT-PCRで確認されたRSV関連下気道疾患はワクチン群で7例(参加年数1000人あたり1.0)、プラセボ群で40例(参加年数1000年あたり5.8)で、有効率82.6%。重症下気道疾患に対しては94.1%。急性呼吸器感染症全般に対しては71.7%だった。有効性はA、Bに対して同様であった。ワクチン群はプラセボよりも副反応が多かったが、ほとんどの有害事象は一過性で、重症度は軽度から中等度であった。重篤な有害事象および潜在的な免疫介在性疾患の発生率は両群で同様であった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?